紅く濡れる君のその手で
僕を殺して

ありふれた日常を消し去るため
君は僕を振り切った
冷たい目をする君の叫びに
気付くこともなかった

光の隙に映る
陰を祈りに変えて放つ

I swear…
蒼く揺れる僕の眼に
君の足跡を焼き付けて
君が望むなら 僕のこの手を
血に染めたっていいから
懐かしい君の笑顔を
もう一度見せてよ

ありふれた日常を取り戻すため
僕は君を追いかけた
だけど距離は遠ざかるばかりで
背中も見えなかった

黒い波間に響く
鈍い残響音を辿る

I pray…
闇に浮かぶ君の姿が
翳り 滲み 夜へ消えてく
嘆きの祈りで この身が朽ちても
僕はかまわないけど
蝕む荊が僕に言う
もう朝は来ないと

いつか僕らは出会う
荊のその先で
たとえ終焉であろうと

きっと…きっと…

紅く濡れる君のその手で
僕を貫いて 声を聴かせて
血に染まる指と指強く絡めて
違えた約束を交わす
僕と君はもう離れない
嘆きの祈りで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

嘆きの祈り

閲覧数:260

投稿日:2013/03/18 22:00:39

文字数:415文字

カテゴリ:歌詞

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