空想ロケッツ
作詞:八白
作曲・編曲:でっち
使用VOCALOID:初音ミクV3
二秒後の彗星は
時計に甘く溶けて
放課後の隅っこで
トカゲの影を伸ばした
教科書のきれはしに
記された数式が
まばたきのまたたきに
白へと落ちてしまった
恋に似た重力は
ツィオルコフスキーに騙されて
無限遠点の水たまりから
僕の外にあふれだした
あの日壊したがらくたを
ずっと探している
星を消した僕の空は
狂うほどつまらないから
あの日描いた空想を
推進力にして
この星に
太陽に
さよならのくちづけをしよう
あさってのその次に
あしたの僕は向かう
この僕はいつまでも
今日に留まっている
古い星は続く
物語の果て
僕の部屋の形に膨れ上がった
古い星は祈る
終わりが近いのだ
もう一度だけ夜の空を飾ろうと
あの日目指した
あさってのその次の向こうに
空へ辿り着いた僕の
遥か遠い背中がある
あの日交わした約束を
ずっと覚えている
星を消した僕の空を
青く塗り潰してしまおう
いつか夢見た加速度で
銀河を飛び越えて
今日とは違う場所へ
どこまでも
どこまでも行こう
コメント1
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ご意見・ご感想
羽旨マボル
使わせてもらいました
初めまして、こんばんは。
ピアプロトップから参りました。
題名の「空想ロケッツ」が素敵だなぁと思って、ほとんど同じ題名のオリジナル曲を作らせていただきました。
イマジネーションそのものや、ピコピコ音を参考にさせていただきました。
人工モノクローム「空想ロケッツ」はテクノ構成で、わたしが創った方はバンド構成です。
パラレルバージョンみたいで、勝手に素敵だなぁと思っております。
「空想ロケット」:http://piapro.jp/t/ihLo
2014/10/30 21:16:19