『神さまは振り向かない』
作詞・くさびん
ある朝起きて窓を開けると
神さまが尻を出し干されてた
爆笑し少し揶揄うと
神さまがキレながら干されてた
神さまが僕に言った
「お前はいつまでこのままのつもりだ?」
神さまに僕は言った
「神さまがどうにかしてください」
他力本願自己中心
神さまは呆れ果てた
神さまは僕に振り向かない
都合のいい神頼みも
調子のいいお賽銭も
全部が全部お見通しだ
神さまは僕に振り向かない
聞こえのいい信仰心も
体のいい作法礼法も
何もかもお見通しだ
神さまは僕に振り向かない
ある朝起きて窓を開けると
神さまがプリケツで干されてた
いい加減見飽き欠伸をすると
神さまはたそがれて干されてた
神さまが僕に言った
「お前はいつになったら変わるんだ?」
神さまに僕は言った
「明日からはきっとやります」
天上天下唯我独尊
神さまは溜め息吐いた
神さまは僕に振り向かない
都合のいい良い訳も
調子のいい戯れ言も
全部が全部お見通しだ
神さまは僕に振り向かない
聞こえのいい向上心も
体のいい決意表明も
何もかもお見通しだ
神さまは僕に振り向かない
神さまが僕に聞いた
「お前は一体何がやりたいんだ?」
神さまに僕は言った
「やりたいことはもうなくなった」
「夢を見るのも疲れたんだ」
神さまは僕に言った
「お前が捨ててしまった夢
それを叶える為に来たんだ」
神さまは僕に振り向かない
都合のいい神頼みも
調子のいいお賽銭も
全部が全部お見通しだ
神さまは僕に振り向かない
聞こえのいい信仰心も
体のいい作法礼法も
何もかもお見通しだ
神さまは僕に振り向かない
それでも僕を見捨てない神さまだった
「諦めたら終わるなら、諦めなければいいだろ」
「簡単に言うなよ」
「ならお前も、簡単に諦めるなよ」
「願ったところで、叶うか分からないだろ」
「願わなくちゃ、何も叶うことはないぞ」
カッコよく決めて言ったはいいが
その後無様に干し竿が折れた
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