自灯明
君は目を見ないで 話す癖があるんだね
不器用な人間なのは悪いことじゃないよ
呼吸を忘れても この公式は忘れずに
目を閉じても聞こえるんだ 昔聞いた怒号
前は暗闇 後ろは崖ぷちで もうイヤだ
君は自分のこと 許したまま 生きてみていいと思う
上手く笑えなくて 辛いときは 私が歌うから
泣きたいなら 泣いていいんだよ
君は君の歩き方 でいいよ
たとえ、今 君が消えたくて この歌を聞いているのなら
私から「自灯明」という言葉を君に だから、まだ消さないで
数字に覆われて 輪郭をなぞられて
息苦しいと思うのは 普通のことだけど
世間は君のこと 弱虫となじるんだよね
傷の深さと比例して 薄くなっていく鼓動
ただ楽しく 生きてたいだけ なのに
君は世界のこと 恨んだまま 「私は独りだ」と
溶け切らない夢と嘘にまみれ こんなになったのね
泣きたいなら 泣いていいんだよ
君の夢 教えてみて
君は自分のこと 許したまま 生きてみていいと思う
上手く笑えなくて 辛いときは 私が歌うから
泣きたいなら 泣いていいんだよ
君は君の歩き方 でいいよ
たとえ、今 大きな課題が 君の行く手を阻んでいて
諦めてしまいそうなとき 思い出してね この歌のこと
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