オーシンツクが運ぶ残暑と踏みしめる町と渇望
眩しいほど疎ましくて俯いた先には君がいた、嗚呼

アスファルトの上 揺蕩っている暗がりの君が
集合住宅の壁を伝って近づいてきたんだ

無表情な昼の黙にニヤリとした影が問うた
「覚悟はあんのか。」って

夏が過ぎ去っていく
大人になっていくんだ
数えた掌の大きさに目が眩んでも
影は伸び出していく
大人になっていたんだ
嗤い声がする 影猫の住む町

赤く爛れてきた斜陽と沸き立った焦燥で
憧れと焦がれたタイヤが廻って幹線道路へ消えた、嗚呼

夏が過ぎ去っていく
大人になっていくんだ
繋がる影が放物線描いて標になれば
夏と消え去っていく
白昼夢の続きを辿っていこうぜ
まだ歩けるだろ?

夏が過ぎ去っても
大人になっちまっても
掲げた掌を力強く握りしめてさ
進んでいかなきゃな
痛みも知っていくんだ
欠伸が聞こえる 影猫の住む町

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

影猫の住む町_歌詞

Key:E→F#→F→F#→G

BPM:202

閲覧数:18

投稿日:2024/08/31 13:49:08

文字数:385文字

カテゴリ:歌詞

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