放課後の帰り道
過ぎ去る人々に飲まれていく
脳裏によみがえる嫌な言葉
「誰だって変われるんだ」
成功者だからでしょ?

そんな言葉は無意味なの
残響も無く消え去っていくだけ
信じたくても無理なの
無意識のうちに境界線引いてる

ちゃぷちゃぷ雨の音
あたしも一緒に涙雨
溶けて消えて行けたらいいのに
誰か違う世界に連れ去ってよ

今すぐに・・・


ふと空を見上げたら
落ちてきたひとしずく
涙みたいに頬を伝ってく
「今日の空はあたしみたい」
甘くないけど沁(し)みてきた

自分に嘘ついてばかり
残響も無く消えていけばいい
叶えたくても無理なの
無意識のうちに境界線引いてる

ちゃぷちゃぷ雨の音
あたしは見上げた涙雨
溶けて消えて行けたらいいのに
そんなことただの自己満足?

知ってるよ


目を閉じたら 青空が見えた
目を開けたら あの日のあたしだった

まだ始まってない・・・


「今なら変われるかも」
あたしは今、走り出した
溶けて消えて行けたらいいのに
それだけじゃ何も変われないんだ

雨の音に紛れて
あの日のあたしの声がした
今から歩み始めればいい
気持ちで負けちゃ駄目なんだ

だから・・・変わるよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

「涙空」(なみだそら)

閲覧数:89

投稿日:2010/06/23 22:51:24

文字数:513文字

カテゴリ:歌詞

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