時の風が吹く 森であたしは震えてた
トベルカナ   飛べるかな?
呼んでいる声は 未だ 微か過ぎて

  嵐の渦巻く 夜明けに (iyette yenna)
母は 天を指差した (hawira sec twu onna)
緑の荒波の向こうに 私達の旅立つ道標を!
(sie jye , harwi harwi fly yette twu onna iya)

いつもと同じ空に 昨日と違う意味があるの
今 あたしは 求められてる 君に 君に

見えないフリをしてた 一歩踏み出す手前で
ぎゅっと結んでた手を 
放して はしって
遠くへゆこう

re sqool praii 逃げてちゃダメだ!
lett fewl play 強い風にのって
hap twool aig
駈け出した朝は 綺麗な色をしていた
Happier(トリ)になる


  命は選ぶ イノチを 呼ぶ
  その唄に耳を澄ませて 辿り着く
  
強い風の前に 消えそうな 梢の先の灯
ra iye mor sye omniy travia
朝(アシタ)の露が零れる前に… 


森は 鮮やかに揺れ
枝の奏で 木霊する
古い古い 約束を
Happierは 繋いで
飛んでゆく

tiffy tiwny hapia flye 
syewri mioye palky towje 
mioye cranye gardii foresta
see va rekisy arr frap

re sqool praii 止まり木を発って
lett fewl play  緑の羽根広げ
myes twool aig 描いた線は新たな種を宿す


ずっと怖かったんだ
瞳 合わせられなくて
そっと 口ずさむ声
芽生えた君に伝えに行こう

re sqool praii 逃げてちゃダメだ!
lett fewl play 強い風にのって   
hap twool aig
駈け出した朝に私はもう迷わない
今 Happier(トリ)になる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

巣立ち~民族歌曲歌詞(完全版)

Happier・seedのシリーズ曲になる予定→なりました!

*Story
ティオの一つ下で幼馴染 「キリ」は臆病な女の子。
(=親がおらず、遠縁の叔母さんに育てられてきた。)
引っ込み思案で 好きな子にも思いを伝えられないでいる。
そんなキリにもこの初夏に巣立ちの日がやってきた。
迷いの末、彼女はついに決意して、空へ向かう。


※巣立ち
Happierは成長すると空を飛ぶ事ができるようになる。
それはだいたい鳥の巣立ちと同じ時期で、
初めて空を飛ぶHappierの子たちは、森を飛んで
自分を呼ぶ苗(一人前のハピアとして契約する植物)
を目指さなくてはならない。

苗は風に乗せて唄のような音色を出す、
その音は選ばれた者にしか聞こえない。
また、巣立ちの期間は森に緑の光の柱がぽつぽつと立つ。
その光の根元に、新しいハピアを迎える苗がある。

閲覧数:580

投稿日:2010/11/10 21:11:24

文字数:843文字

カテゴリ:歌詞

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