籠の中は森のようで
オルゴールの音がそばで小さく鳴っていた
籠に迷い込み 小首をかしげる
綺麗な青い鳥
あぁ、恋歌を聞かせて
触れた頬は青白く 唇は微笑み
触れた手の下の赤脈は暖かく
やがて管はひび割れ あぁ
海は広がる
お望みならば歌いましょう
願いがあるなら 代価はくちづけで
お望みならば踊りましょう
願いがあるなら 貴方を頂戴
赤い空の下、赤脈(せきみゃく)は踊り、
広がる海の中
あぁ 産声が聞こえる
あなたのお母様はどこかしら
抱き上げた 赤子の産声が 空を青く染めた
あなたのお母様はどこかしら
なきやんだ 赤子の朱の頬に 唇を寄せた
あぁ、愛しい彼の人、可愛いこの子
あぁ、おやすみなさい
私の胸で 静かにお眠りなさい
世界が揺れた気がしたの
小さな歯車 音を立てて 消えた
黒い海にたたずむ長い髪
あなたの恋人は私
あなたの母親は私
あなたは黒い海の中
あぁ、愛しい彼の人、可愛いこの子
あぁ、目を開けなさい。
私の声で… お願い元に戻して
あなたの恋人は私
あなたの あなたの…
あなたはだぁれ?
籠の中は真っ白で
オルゴールの曲は遠く静かに鳴っていた
籠の鳥
籠の中の鳥が外から聞こえる「音」に恋した歌。
籠の中の鳥は与えられる事に慣れて与えることを知らない。
鳥が音を聴いているうちに鳥は自分が人間になったと思い込む。
そして鳥の中の恋人、音に恋をする。
音が望むなら歌を歌おう。
私にお願いするときはキスを頂戴。
音が望むなら踊りを踊ろう。
私にお願いするのなら あなたを私に頂戴。
どう愛情表現して良いのか分からずそのうち殺してしまう。
殺してしまった後に 子供が生まれる。
自分(鳥)が母親だとは気づいていない。
大切にしてあげる。
風が吹いて、何かが目の前を漂った(髪とか
赤子が死んだ。
音を殺してしまったことに気づく。
音はもう色が変わってしまった。
赤子も目を覚まさない。
目を開けて。
あの頃に戻りたい。
あなたの恋人は私(鳥
どんどんと記憶がなくなって…。
あなた(音)は誰だったかしら?
結局は籠の中の鳥の妄想で。
結局は自分が死んでいく直前の妄想。
オルゴールは今日も遠くで鳴っていた。
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分かりにくい(苦笑
一応鳥(ミク)音(兄さん)のつもりだったけど…(苦笑
かなりイミフなwwww
絶えられなくなったら消します。
使用とかフリーすぎるけどきっと無理だwww
文字とか全然考えてないぉwww
使ってくださる神様が居られれば…こんなので良ければ…==);;;
もう耐えられそうに無いw
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