かつて、この宇宙の片隅で愛を唱えた者がいた
人々がまだ愛を識らなかったころ
滑稽さについてただ話し合うだけの日々
冷たい意図に胸を傷めた

賢者にもならず、聖人にもならない
そんな彼を群集は嘲笑った
天使は尋ねる、それほどまでに苦しみ抜き、棘をいなそうとするのですか
あなたの悲しみは遠い国の海よりも深い
彼は応えた
私は私を知らないからだ

風よ、私の代わりに泣いておくれ
水よ、私の怒りの為に猛り
私の足元をすくってくれないか
そうすれば私は行くべき処へ流れ着くだろう

古く死に絶えた蔦で覆われたこの世界
その果てに見つけた錆び付いた扉
僕はその鍵すら持たないけど

望むなら変革の剣<sword of words>で切り裂いてみせよう
その向こうには僕は行くことは出来ないけど

かつて世界の片隅で悲しみを歌う者がいた
人々がまだ愛をしらなかったころ
孤独について嘆くばかりの日々
それ故に身を寄せ合うことをおぼえた

脆く罅割れた銅の翼で落ちた魂
旅の果てに見えたのは孤独だけなのか
僕はその答えすら持たないけど

望むなら終わらない愛を書き連ねよう
僕はその向こうにもいけなかったけど

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

neo logica

いつか英訳されたらいいなあと少し前に書いて置いたものです
変革をもたらす者の悲哀を書いてみました
英語の原文なので歌詞には少し不向きかもしれません。

閲覧数:122

投稿日:2013/02/07 00:29:42

文字数:500文字

カテゴリ:歌詞

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