曲名:greedy dog
作詞:THE A-Ⅱ

[1-A1]
大切なものを咥えて
水面(みなも)を見つめる負け犬
石橋を叩き過ぎて
疲れてしまった利き腕

[1-A2]
光ない瞳 向けて
こちらを見つめるカラス
馬鹿らしくなったのか
去ってしまった樹海へ

[1-B]
何度じっと見つめても
何も変わらない
ただそこにいるのは
最善線の僕        ※誤字ではありません

[1-S]
ただただ噛んだ
悔しさを吐き捨てられず
二の足踏んだ
行き先をまだ決められず

[1-S’]
そんな僕の横を
切り裂き吹いた北風で
冷たく揺らいだ水面(みなも)


[2-A1]
大切なものを抱えて
水面(みなも)に吠える負け犬
顎に力(ちから)入り過ぎて
回らなくなった口吻(こうふん)

[2-A2]
帰り方もわからなくて
歩んでしまった泥道(どろみち)
意味もなく見つめた
残ってしまった足跡を

[2-B]
幾度なく訪れた
ただの分岐点
ただそこにいるのは
最善点の僕        ※誤字ではありません

[2-S]
グタグタ生きた
生涯を見捨てられず
烏兎烏兎(うとうと)していた ※誤字ではありません
眠たい眼(め) 開けたままで

[2-S’]
そんな僕の前は
試しに投げた小石で
容易く揺らいだ水面(みなも)


[C]
大切なものを放せない
今もまだ

変われないのならば
溺れてしまおうか

大切なものを得られない
このままじゃ

変わらないのだから


[L-A2] ※後半2行から
大切なものを覚悟して
水面(みなも)に落とした負け犬よ

[L-B]
何度振り返っても
何も変わらない
今 ここにいるのは
最前線の僕

[L-S]
ワンワン吠えて
1番を目指す負け犬
ニャーニャー鳴いて
2番なんかで終えない

[L-S’]
走った僕の下は
覚悟し投げた宝で
大きく揺らいだ水面(みなも)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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  • オリジナルライセンス

greedy dog【作曲家様募集中】

初投稿です

この作品は童話「欲張りな犬」から着想を得て書いた歌詞です この歌詞は、日々のうのうと生きている負け犬が「このままではいけない、しかし、どうやって進むの?」と悩む様子を表現しています
曲調は暗いが、とても力強いイメージです
歌詞はある程度変えない形で作曲していただけるとありがたいです

また、歌詞のこの部分が良い表現だ・わかりづらい等ございましたら、誹謗中傷を除いて、コメントしていただけると大変ありがたいです
いただいたコメントは、次回作以降の参考にさせていただきます

閲覧数:199

投稿日:2024/03/23 14:38:49

文字数:807文字

カテゴリ:歌詞

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