【五分前創造説～未来都市～】
作詞曲：float(妹に怒られてきたP)


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今から五分前の出来事
誰かがスイッチを入れたのさ
この世界創造さ（うま）れた
僕の目の前に

目の前は一面グレースケール
聞こえるのは唯　ホワイトノイズ
雪と灰との区別もつかない

誰かが望んだこの世界（りそうきょう）で
僕らはどんな夢を見るのだろう？ ah..

凍えそうな夜　空に流れ星
青い稲妻が世界を包む
誰が為　分からないそれは祝砲のように

音響かせて　世界に伝える
それは世界の果て（シャングリラ）まで届くかのよう
終わりの始まり記された
崩壊の物語


真っ先に君探したよ
ケータイはすでに通信圏外
僕は歩いた　世界のどこかに

まだ君が居るって信じてた
巨大ビジョン写すのは砂嵐
僕は躓いた　人混みの中

「青い炎光って綺麗だね…」
子供たちが言った 何も知らない笑顔で

君の手を取って　全力で駆け出して
こんな世界から早く抜けだしてしまおう
夢の中？　それならば早く　
覚めてしまえばいい

見慣れた街は　世紀末のよう
口に広がる血の味（にがみ）から現実と知る
終わりの始まり辿ってく
創造の物語


胸が苦しくなって　意識が消えそう…
「君が強く抱きしてめているからだよ」と
もう届かない　その言葉たち　灰（ゆき）に埋もれてく

最後に見た景色は君の寝顔と
僕らが描いていたのとは違う
五分前に定められた　未来都市の空