1A
朝が来れば太陽が 貴方を連れて行ってしまう
夜になれば覘かせる 月が貴方を此処へ運ぶ
幾ら願っていようと この想いは届かず仕舞い
いや届けてはいけない 私は夜を彷徨う蝶
1B
毒針で心を刺せば 甘い言葉
巣に絡ませて気を引けば 離れていく
誘う者が誘われてく この罠から
逃れられない
1S
華やかに見える 闇の中の世界
ネオンを頼りに 飛び回って
目が眩むような お酒の海と
貴方に酔って溺れて堕ちていく
花の香りに 誘われてくる
毒蜘蛛の ラブポーション
2A
陽が昇りそして沈む 当たり前の毎日に飽き
月はいつからだろうか 貴方を連れて来なくなった
去ってから気づく心 足りぬ刺激に遊びまわる
悔めども悔みきれぬ 後悔に苛まれていく
2B
耳元で愛を囁く 甘い台詞
抱きしめ口付けを交わし 離れていく
また一人と同じことを 繰り返して
奈落に堕ちる
2S
駆け引きの上手い この世界の中で
信じられるもの それは自分
だけど少しだけ 信じたかった
貴方以外にも溺れられること
花の光に 誘われてくる
蛾もいると 学んだの
C
濡れた瞳を 手と手指と指を
唇を 舌を 体を
絡ませてみても 思い出すのは
毒蜘蛛の 愛の一服
愛の媚薬 ラブポーション
LS
華やかに見える 闇の中の世界
ネオンを頼りに 飛び回って
目が眩むような お酒の海と
貴方に酔って溺れて堕ちていく
華の香りに 誘われてくる
毒蜘蛛の ラブポーション
毒に酔いしれ 巣に捕らわれた
壊れてく 夜の蝶
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1A
あさがくればたいようが あなたをつれていってしまう
よるになればのぞかせる つきがあなたをここへはこぶ
いくらねがっていようと このおもいはとどかずじまい
いやとどけてはいけない わたしはよるをさまようちょう
1B
どくばりでこころをさせば あまいことば
すにからませてきをひけば はなれていく
さそうものがさそわれてく このわなから
のがれられない
1S
はなやかにみえる やみのなかのせかい
ねおんをたよりに とびまわって
めがくらむような おさけのうみと
あなたによっておぼれておちていく
はなのかおりに さそわれてくる
どくぐもの ラブポーション
2A
ひがのぼりそしてしずむ あたりまえのまいにちにあき
つきはいつからだろうか あなたをつれてこなくなった
さってからきづくこころ たりぬしげきにあそびまわる
くやめどもくやみきれぬ こうかいにさいなまれていく
2B
みみもとであいをささやく あまいせいふ
だきしめくちづけをかわし はなれていく
またひとりとおなじことを くりかえして
ならくにおちる
2S
かけひきのうまい このせかいのなかで
しんじられるもの それはじぶん
だけどすこしだけ しんじたかった
あなたいがいにもおぼれられること
はなのひかりに さそわれてくる
がもいると まなんだの
C
ぬれたひとみを てとてゆびとゆびを
くちびるを したを からだを
からませてみても おもいだすのは
どくぐもの あいのいっぷく
あいのびやく ラブポーション
LS
はなやかにみえる やみのなかのせかい
ねおんをたよりに とびまわって
めがくらむような おさけのうみと
あなたによっておぼれておちていく
はなのかおりに さそわれてくる
どくぐもの ラブポーション
どくによいしれ すにとらわれた
こわれてく よるのちょう
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