暗い部屋　こもって過ごした
時間だけただ過ぎてゆく
外の世界は分からなくて
独りきりで空想にふける
過去も未来も見えなくって
ただ「今」に流され生きる
どうしようもないの　分かってる
お願い　誰か助けてくれ

無限に続く　終わりの無い
負の連鎖に僕は堕ちる
終わりが見えない迷宮に
行き場を失い　ただ怯える
その中でふと見えた光
君という　一輪の光
掴もうと手を伸ばすけれど
逃げていって　手が届かない

理想を追い求めるけど　辿りつけないから
僕は現実から目をそむけて
幻覚の中へ飛び込む

僕が見たものは空想の世界だろう
確かなものじゃないけれどそれに縋っていたい
もし君が聞いたならば　笑うと思うだろうけど

信じて

引きこもり　歪んだ心が
現実を受け入れられずに
ただ一人　暗い部屋の中
自分だけの世界を作り出す
誰一人受け入れることのない
僕一人だけの世界
現実と空想が混ざり
どちらなのか分からなくなる

混ざり合う　嘘と真実
苦しみや　悲しみが
閉ざされた過去の中で
暴れ　狂い　現実を壊すの

僕が見たものは空想の世界だろう
確かなものじゃないけれどそれに縋っていたい
君が見せた現実の光は届かなくて
再び僕は暗闇の世界の中に戻る
もし君が聞いたならば　笑うと思うだろうけど