竹椅子

いつかに見た花のようにただ
麗しく咲くはずだった
気づけば意味も理由もなく
虚しく3分 麺を待つ
幼少期の面影はもう
そこらの人よりずっと無く
可愛げない見た目で
終わりを嘆願す
外聞も内情もないでしょう
センセーショナルな愛をLieでShow...

ほら描いて描いて 上の空
揺らいだ糸 手繰り寄せて
足掻いて抱いて抱いて 隠したモノ
あの日の恋心
ほら藻掻いて藻掻いて 水の泡
キミ思ふ 徒然なるまま
砕いて すったもんだ考えてみた
これは秘密の心音
ほら願って願って 3回戦
しれっと手を繋ぐ...

(un, deux, trois !!)
攣った脚 ぬるま湯に浸し
“想像上”の1歩先へ
「止まって 待って」と
待てど暮らせど
無い明日に3歩下がる
踊らなきゃ 踊られなきゃ
きっとママが許してくれない
やらなきゃ
狂った客は疾っくの疾うに...

机の角から見てた
谷折りのテスト用紙
カーテンの裏に消えた
ラブレター入れのペンケース
月明かりがそっと、なんて
有り得るはずもなくて
愛するも愛されるにも
敗れたもの 疲れたもの
同じ日々をただ繰り返すばかりの
「明日を望め」など 言わないで！...

絆が結ばれたらしい教室と
部屋干しの世界で項垂れた自分
どうやら空気が悪いみたい
人ひとりが自由になれず
前髪を伸ばす理由も考えない教師に
腹が立ってる
たまにしか来ないあの子と
それを見つめることしかできない僕は
役無しの人形
「おかしいじゃんこんなの」って...

汗だくになって数分
古く寂れた縁側に
眩い君の笑顔と
冷たいラムネの味
「夏だね」と放ったその瞬間に
頬を伝う水を拭う
柔軟剤の匂いとその日差しに
胸を焦がしてしまったんだよ
髪を結いて 西瓜にかぶりついて
遠くで待ってる未来に思いを馳せる...

さぁ　よーいドンで飛び込んで
一か八かのゲームをしよう
視界は良好　世界の兆候
存在立証を手首に彫って
共依存でのめり込んで
要らなくなったらバイバイしよう
愛は焦燥　曇りガラスのように
曖昧にしてごめんね？(笑)
未だ消えぬ煙草の臭い　委ねる快楽解けるは憩い
然れど癒えぬ止まずの雨催い　それはきっ...

鬼灯に挨拶 今日も沢山食べて
すくすく育って 一丁前に嘘をつく
校長に挨拶 今日もまた手を挙げて
成績はオール5 自分にはコールド
骨折り損のくたびれ儲け
ほれほれそんならお蔵入りにしようぜ
服いっぱいのお洒落なクローゼット
使ってないなら意味ねぇぞ
「もっと楽しもうぜ」
「君ならもっと出来るぜ」...