絆が結ばれたらしい教室と
部屋干しの世界で項垂れた自分
どうやら空気が悪いみたい

人ひとりが自由になれず
前髪を伸ばす理由も考えない教師に
腹が立ってる

たまにしか来ないあの子と
それを見つめることしかできない僕は
役無しの人形

「おかしいじゃんこんなの」って
口に出したやつはゲームオーバー
何ハラスメントかなんて知らねえが
知る気もねえが

何度やったってあの先生は
指導要領通りの道徳をただ熱弁してた
それは誰かに作られた誘導尋問

あいつの首を絞めて 自分の手首眺めて
痛い痛いと喚く 辛い辛いと嘆く
吐き出したふりした君は
表面掠った傷で
ただ 嗚咽
隣の芝が青くて 結局そいつに縋って
下らない人間関係”ごっこ”にはサヨナラしよう

ただ それだけのこと

「すごいな」 「偉いな」
それ僻んでるっていうんだぜ
「流石だな」 「いいよな」
それ妬んでるっていうんだぜ

辞書を引くことすらままならない
教育と躾の違いもわからない
仲良しと友達の差もわからない

そんなに人っていいものですかね

「死んだら死んだっていい」って
本当は怖くていたって
諦めて黙る 苦しくても笑う
次は自分の番だって
夜は布団で溺れて
ただ 嗚咽
粗大ごみに金払って 生活費が足りなくって
今回は勘弁してって言ったのはこれで何回目?

ただ それだけのこと

何度やったってあの先生は
「…。」
ただ 熱弁してた
それは誰かに作られた誘導尋問

あいつの首を絞めて 自分の手首眺めて
痛い痛いと喚く 辛い辛いと嘆く
吐き出したふりした君は
表面掠った傷で
ただ 嗚咽
隣の芝が青くて 結局そいつに縋って
下らない人間関係”ごっこ”にはサヨナラしよう

ただ それだけのこと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ただ、それだけ 歌詞

オリジナル楽曲「ただ、それだけ」の歌詞です。ご自由にお使いください。

閲覧数:156

投稿日:2021/03/16 17:48:02

文字数:738文字

カテゴリ:歌詞

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