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井蛙、大海を恐れ、見上げてばかりいる空の色
躁鬱や音程を想起させるような、そんな色
青天の霹靂な虹が幸福の尾に見えた
上には愛があるのかい?
それを掴んで、海原へ
動け
私の手先
狭い暗闇の中で
解けない明順応
溺れて四苦八苦...【初音ミク】the whereabouts of the shaking stone【オリジナル】
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あー約束は必要だわ
果たされる事もあるだろうし
破られたらそれはそれで腹が立つ訳で
ぷんすかあんぽんたん!そうこれはただの
暇潰しじゃないの とても意味のある
意義のある行...2 torus doughnuts
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拐う 風の 行く先に
描く 其れは 放物線
未だ 日々の 片隅に
思う 気持 忘れない
束の間のランデヴーの様な
ふとした瞬間に幸せを見つけて
流れ行く 高速道路と
FMから 溢れ出す メロディー
身に伝う 心臓の音
このままで この速度で...4 蒼穹ドライブ
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吐き出していった煙の白さが青に映えて
モンキータウンの様な変哲のない景色を
唯々自分は大いに憂いでいるだけさ
誰も良い方法なんて知る訳がないけど
空と地の境界線なんて知りもしないさ
目に見える空は容易く
脳内に反映して世界を司る
鏡の様に映る水面と同様に
限りなどないさ
青と青を重ねたとしても...7 空は哲学の色
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晴れ 曇り 雨
色とりどりに変わる空模様
ほら 見てみたら
お日様が顔を出してるよ
てくてく歩く
景色が変わってく
お喋りしたり
遊んだり
こんな些細なことが
楽しかったりして...5 空を飛ぶ紙飛行機
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手 が と ど く
望 み 等 な い
外 は み ぞ れ
ふ か く 身 に
染 み わ た る
4 二人の為のカデンツァ
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下らない世界だと思う日々を捨て
目紛るしい眺望と揚力の崩壊
翻す身体には恐怖心が無い
一つの温もりだけで大丈夫だから
抜け殻を満たせる様にずっと傍に居て
煩うな
天邪鬼だからこそ
為す術がある
焼き切れる
覚悟の思考回路で...3 名も無き指導者達
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見え隠れする真偽とたわいのない毎日が
眼鏡の硝子と共に割れて飛ぶ
死を思えば生を乞い
生を思えば死を乞う日々
裏腹な気持ちは彼女の様だ
消え行くは黒い影とささやかに動く音
灯が問い掛けるささやかな秘密を
触らないで見つめないで
振りかざすその言葉
移り行く季節と共に出遭ってしまう二人...2 愛しき世界
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闇
海蝕洞
浸食される
寂寞を感じた時
罅割れた心體に仮令
無色の後悔が襲おうとも
僕は新しい足で立つ
永夜と孤毒から
救い出す為
進むよ...1 或る決意と朝
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何時もの交差点で君は赤信号を嗤いながら走る
幸せから零れ落ちたものを知ってるような気がする
それでも君の跡を辿ることばかりを考えてる訳で
幸せより不幸せを望む人なんていないのに
今なら君の手を掴められるかな
孤独な心を壊さないようにするから
偶然出会った日の甘い二人の記憶ふと思い出して
幸せを一瞬で...6 君との斜陽
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青春の少女
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あの日の憧れを胸に秘めた
その頃と変わらない
若過ぎたのかもしれない
響く 欠片の音
空は怖い程青く
打ち付けられる焦燥と同じ
それでも進むよ
次の町へ
確かめたい 現状を
ぶら下げた意志さえも巻き込んで...青春の少女
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白い鼓動
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揺れている
青く染まる寒空
気配を隠しながら
虚ろな目で君を見ている夜が
不確かな心に突き刺さる
何時もの日常に
光降る世界に
囚われた運命さ
逆様の糸が知らぬ内に結び付けられていく
崩れた身体が動く様に...白い鼓動
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見開いた目に映る物は何
時が過ぎる
記憶は残っていないのに
痛みだけが残っている
世界の琴線
触れたような指
そう
多分
触れていた
感じていた跡を...光芒
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橙色に染め行(ゆ)く時間
期待を感じ無いまま過ぎる
自分が過去さえ忘れる其の事だけでもただただ覚えて居たかった
さらば
屍の心
捨てきれ無い時代にさよなら
君だけ
解ると云えるよ
自分の温度差に気付く事も
何もかもが寂しさで溢れ...鼓動の熱病