心葵

【A】
当たり前のように 僕と
いつも一緒に いてくれたね
嬉しい時も 悲しい時も
君が支えてくれていたね
【B】
くだらない話
窓際の席で
花を咲かそうよ さあ
【S】...

【導入】
見えない枷 外す時
名前のない歌を 今…
【1メロ】
誰かを信じ裏切られても 信じる方が悪いだろう
当たり前の愛想笑い 散りばめられた 駆け引き ため息
くすんだ景色(いろ) 俯いた音
締め付けられ 息を詰める
強いフリで 振り切るその手「巻き込むなよ」と きつく目を閉じる
【S】...

1
【A】
ふと、見上げた空 馳せる 君の笑う顔
錆び付いた鍵 古く黴(かび)た鳥籠は砕けた
【B】
凍えた手を重ね 祈り捧ぐ 無力に気付き
捻りもがれた その羽を 拡げた
【S】
自由を知った 鳥は飛び立った
澄んだ闇夜を 今 切り裂いて...

今 光った 虹色の道
君へと真っ直ぐに、ほら
軋む鼓動を抑えて笑うのは「もうやめる」と叫んだら前向いて
高鳴る衝動 胸膨らませて 飛び込んでみよう
駆け出した 止まらない 溢れていく
透き通る 擦りきれる この想いを
痛いほど 辛いほど 縺れる足
傷ついた その背中 手を伸ばして
散りばめた 記憶(...

【A】
本日は晴天 はろーどこまで逃げようか
ドグマをひとかじり 最高にいかしてるぜ
人生(ライフ)を再購入 返品はもちろん不可
武器は紙の剣 勇者見習い 始め！
【A】
リセットボタンなんて僕に必要ないんだ
回復ポイントはどこにも存在しない
仲間は お生憎 一人もいないんだけど
そんなの構わない...

【S】
さあ　撃ち破れ　立ち上がれ　すべて正せ
押し潰した　心の声　張り上げ
正当化する銃　ひとつ構えたなら
ほらほら、理不尽（せかい）をぶち壊してしまえ
【A】
渇いた心から　漏れ出す殺した言葉
机と嘘だらけ　四角いこの教室（はこ）で
【B】
妖しく嘲笑（わら）う　昨日までの友に...

【A】
絆拘（はんこう）の鎖を　己（じぶん）で引き千切れ
賎（いや）しき敵影（おもかげ）に　喰い荒らされる前に
【B】
曇天の渦　雷霆の池
大地を蹴り飛ばして
静かな炎　今解き放つ　
【S】
深紅の雨を浴び　蒼穹を突き抜ける
覚悟（けん）を振り翳した　生命（いのち）を燃やして...

【A】
後ろ姿を追いかけて　走る緊張
ペダルを思い切り踏んで　ごまかしたの
「おはよう」　ふざけて広い背中を叩く
「馬鹿力」意地悪く笑う　その笑顔が好きだって
伝えられないまま
【S】
あなたの優しさに触れるたびに　私は
泣き出しそうで破裂しそうな心音（おと）　強く押さえつける
ガラス玉　散りばめた...

【A】
降り止まない雨　染み付いた匂いと
微かな温もり　恋焦がれて
色褪せぬ季節　笑いあった記憶
掌を上手に滑り落ちる
【B】
どこへ行けばいいの？　何も分からないまま
立ち竦む躰を　風が嗤った
【サビ】
流れる時間（とき）の中で僕等は...

錆び付いた　孤独の片隅で
消えかけた灯火　傷の跡
憎らしいほど　綺麗に微笑（わら）って
「ほらおいで」と　飴を差し出した
ああ　飢えた躰　水をくれた声
その温もりは　もうどこにもない
誮（やさ）しい花　ひらひら舞いて
宙に弄（あそ）ばれていく
貴女の手の中で転がされた　儚い甘美
煌く鳥　ふらふら堕ち...

モノクロの街角　傷だらけの物語
人の波に流され　また「僕」を見失った
今日の　天気は雨模様
しかし明日（あす）は晴れるでしょう
立ち止まることもきっとあるけど
静かに息を吸い込んで
切ない時には　そっと背中を押すから
迷わず進め　Best　Friend
小さな失敗（ミス）をした　重く辛い　ため息ばか...

深紅の空　森の奥で
今宵素敵な場所へご招待
果実酒（ワイン）を傾けて　まだ幼い少女は
「だって退屈なのよ」と　無邪気に嘲笑う
くるりくるり　円舞曲（ワルツ）を　さあ私と踊ろう
くるり狂った目玉を おひとついかが？
くるりくるり　円舞曲（ワルツ）を　さあ貴方と踊ろう
くるり狂った道化師（ピエロ）よ　お...

蒼い空想　まばゆい大地
ひとり佇む君を見つけたんだ
諦めた表情（かお）　澱んだ瞳
それはまるで昔の僕で
「どうしようもない偽善者め」と　つぶやくその声は震えていた
（独りは寂しいよ）
悲しいほど　泣きたいほど
透き通ったこの時間の中で
声を上げ　今叫ぶよ
何度でも何度でも　いつか届け...