タグ「和風」のついた投稿作品一覧(6)
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【A】
欠けた月 眺める貴女
泣き顔は見たくないのに
欠けたのは 貴女の心
満ちて欲しい いつの日にか
【B】
人灯りから逃れ 闇夜を駆けた
この貌(わたし)に 声を掛けた事
後悔なんてしないで欲しい
運命 そう信じたいから...やっと、叶ったのに
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“現人(うつせみ)故に
叶わぬ想い”
そんな言の葉
如何しましょう
返そうにも
上の句は何故か
浮かばないのです
一緒になれぬ
運命(さだめ)ならば
せめて私の代わりに、と...うつせみ
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【A】
欠けた月 独り眺める
満月は見たくないから
欠けたのは 私の心
満ちる日はもう来ないかな
【B】
月灯りを背負って 闇夜を駆ける
その貌(すがた)に 声を掛けた事
後悔なんてしてないから
だって 幸せだったもの...きっと、出逢った時から
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(☆→女声、★→男声です)
☆約束交わす 背徳感に
月明かりにさえも怯えながら
睦言交わす その声色に
誘われ今宵も瞳閉じる
★あの月が満ちる夜には
たとえ この身が朽ちようとも
必ず此処に 必ず逢いに
月の光背負い 参りましょう
そう 今宵のように…―――...あの月の輪郭も【デュエット版】
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ひらひら はらはら 最期の魅せ場
空気と一緒に 吸い込んでみて
きっと 一緒に 散れるでしょう
私を 目に焼き付けて
ふわふわ さわさわ 咲き乱れても
散らなければ 愛でられないの
終わるからこそ 人の心を
焦がして そう 狂わせる
たとえ どんな時代でも
決して 邪魔はさせないわ...妖し夜桜
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ねぇ
廻り巡って もしもまた逢えるなら
今とは違う終焉を迎えられるのかな
落城間近のその時に 交わされた約束事
敵将の首を取ったなら 君は僕の
お嫁さん
何がいけないと言うのだろう
僕は首を持ち帰ったのに
差し出されたのは俗物ばかり
君以外なんて欲しくない...事始~廻~