チェシャ

幸せな夢がずっと続けばいいのに
そしたら私たち永遠にずっと一緒なのにね
現実は痛くて　
こんな両腕じゃ受け止めきれないから
夢に潜って
終わらない君との一生を謳歌しよう
君の柔い肩に触れるものが僕以外なら
きっとそれは痛いね　僕の君が壊れてしまう
だから閉じ込めて　飼殺してあげるね　
鳥籠の鍵は飲み...

枯れた花からは死の香りがした
だから私は摘み取るなんて
馬鹿なことはしなかったの
摘み取ってしまったとしたら
それはとてもお馬鹿さん
その子の運命と共にありたいの？
その覚悟があるのなら摘んで
覚悟がないならほっといて
私の物語はもうすぐ終わりを告げて　
あなたは独りになる...

憂鬱な微睡みに
もう少しと眼を瞑って　ベッドの上
あなたの声に耳を傾けた　
鼓膜を震わせるその声は官能的に響いて
あなたじゃなくちゃ　
私を目覚めさせることなんて出来ない
早くこちらに来てキスを
眠り姫になんてしないでよ
痛い愛なんて要らないから
もっと深く奥の奥まで愛してよ...

私の衝動を止めて　今すぐ　他じゃ嫌なの　君にしか止められないから
泣いてやめてって懇願するまで止めないで　果てるまであなたの愛を感じさせて
一人のベッドは広くて落ち着かない　
君がいない日常が普通な現状が
悪い夢だったらよかったのに
どうしてここに君はいてくれないの？
どうして来てくれないの？
私は...

苦しみはいつか灰になって
胸の奥底にたまってく
思いの重みを知ってしまったら
もう後には引けないから
知らない今は知らないふりをして
眠っていたいなんて思う
ありふれた日常に蓋をして
ありのままが受け入れられずに　
海に溶かした涙さえ
夜空に透かして綺麗に変えた...

やっと気づいた
僕は寂しいんだ
君といると必要以上に欲しがってしまう
君がいないと寒くて
近くにいてくれないと嫌で
欲を言えばずっと抱きしめててほしいなんて
きっと困らせてしまうな
僕が入れた紅茶を何気なく啜るその横顔
たまらなく愛しくて
ここに君がいる...

Bad Morning
「大好きだよ。」
もう何回伝えてきたかな。
そのうち何回伝わったのかな。
「愛しているよ。」
何回聴いたかな。何回繰り返したかな。
あなたのいない世界は
こんなにも絶望的な色をしていたんだね。
わたしの部屋に色濃く残る
あなたの香りと飲みかけのコーヒー...