作品一覧
その他
オンガク
1 A 白く立ち昇ってどうやら消えたようだ 心のよう 追いかけた視線の向こうで 寂しそうに揺れるだけ B 鼻先を撫でる カモミールの優しさ 溶けだす夕日の色にまた、輪郭が 溶けて 解(ほど)けて 横顔を思い出している S 君はもう僕の傍から 随分と遠くにいる...
To pine for figure
reminiscence A 惹かれるものには きっと標(しるし)があるの それを見つけられたら 幸せになれる 花は芽吹く為だけ 暗い土に沈んで あなたを癒すために 花弁を落とすのでしょう B 遠く昔に辿ったメロディが 掌を伝って 涙を温めていく S...
reminiscence