タグ「応募」のついた投稿作品一覧（20）

「アスター」
咲いた花が枯れてく
当たり前の日々に
涙の音が気配もなく
そっと近づいた
両手空に伸ばして思い出したのは
２人きりのサヨウナラ
君はただ手を振る
愛されていたはずの私だけ
側にいれないこの悲しさだけ...

「-ruin-」
＜１＞00:22～
線上を彷徨い 群衆の中を独り
移ろった心は 薄色に色褪せ
懇願に等しく 誰かの背に寄り添った
依怙地な愛でさえ 何処か愛おしくて
00:59～
悲しい程 愛しい程
理由(コタエ)も失くただ歩き
足下を掬われて 全てを失う...

「Listen」

影に消えたあの後ろ姿を
追いかけて吐き捨てた感情
曖昧な思考回路の中で
閉ざされたのは誰の唇

聞こえない言葉に耳を澄まし
冒険的な愛に溺れて
追いつかれたら敗北者となる...

「Say "Hello"」

さよならと聞こえた
その唇から零れ
声は私に届く
なぜか君は泣いていた

君を見つけた それは偶然で
いつか離れていく運命(きまり)で
私のことを君は知らない...

「Chain Bomb」

高飛車でいたり
上にのさばってたり
馬鹿な事言ったり
いつの間にか檻にいたり

それって一体何言いたいのか
ハッキリさせてから言ってみな
「身に覚えのない事です」とか...

「Labyrinth」

音の群にこの身を委ねて
踊りを誘う靴を履く
舞踏はもう終演を迎え
去る事を覚えた君は

序章に描いた偽りの愛を
憎む事が次章(つぎ)への理と
愛故に続くこの物語の中で...

「 Like "me"」

気づかない声は消えてくだけ
私の声は届かなくて
何もない場所にとり残され
私は誰かを待っている

隣にいる誰かのこと
忘れていくこともあったけど
両手中の想い集めて...

「Last Equation.」

硝子の破片を握りしめ
暗い部屋で歌声を求めていた
溺れるように

揺れる声小雨に濡れ
夜が明ける時まで
その躯引き寄せて
苦しめる程愛した...

「Clock.」

硝子越し君が呟いた言葉
その手振っては何処へ行く
崩れる向こうへ

無意味な時計の針
動くこともしないで
忘れたはずの時間(きおく)
そこに君がいた...

『　舞会　』
【A1】
朧月見えし空に風流れる
世迷い事なれど 彼(か)の方を想う
今宵も月影 雲に紛れ逝けば
終りこそ想う いつかの微笑み
【B1】
愁いさえ消え果てて
二人さえ阻む事
想い出す記憶には...

『　隣　』
【A1】
星の集まる天窓
いつかは朝になるだろう
月の向かいで それまで
君と眠るよ
溢れるほど切なくて
少しだけ手を伸ばした
君は何も言わないで
握り返した...

「　おねがいします！　」
大好きな人のまえ
「すきです！」なんてね
ネコでもいえるけど
だけど
そんな簡単じゃないよ
とりあえず
好きになってもらえる薬とかないかなー
あーなんでこうなるのかな
私君のコトが好きすぎるだけだよ...

君への幾万の愛は　壊れて地に堕ちて
忘れ去った記憶の中には　眠る様な君がいた
離れてしまえば個々、と　言い逃れの言葉が
私の口から零れて　見ると君は泣いていた
瞳に在る
私が揺れてて
抱きしめた
私に零れ落ちた
君が見つめたその先には　いつも泣いている私
真実かは分からない　ただ灯りが煩く...

白黒の世界
誰かの声が聞こえ
孤立した私　ただ走りだした
割れた叫びにも
悲しみが移る時
私は貴方を　泣きながら探す
暗い部屋で貴方の記憶を探る
静かな時よ
アリガトウ　モノクロの世界
あの人と繋がれた記憶すら...

最後の言葉を待っていた
君のその一言を
「ごめんね　ありがと　サヨナラ」
君は言う　桜の下で
聞きたくなかった
その言葉
いつも目で追ってた日々に
別れを告げる　卒業
これが最後の瞬間心離れ
ひらり舞う桜を目に映して...

冷たい部屋に隔離され
途方に暮れて機会音聞く
フラスコに閉じ込められ
自由奪われ「オヤスミ」
行き場ないこの想い
化学反応を起こして過ちを犯せば
もう止まるコトは出来ない
もうすでに離れられない
ひれ伏し願い祈る毎日よ
この冷たいフラスコ内...

君はガムシャラ上手
精神年齢５歳
なのに何でそんな上から目線？
いつもふざけてばかり
子供相手に本気だす
なんでちゃんと言うコト聞かないの？
こっちは真剣に考えてんのに
めんどくさがり私を放置中
でもそんな君に悔しいけど夢中
そう言うと赤くなる...

鎖を壊す逃走者
全てを投げ出しても
自由になりたくて鎖を壊す
果てもない世界の中
走りつづけるしか脳無い逃走者
月も空も風も影も　皆味方につけ
走り抜け　一人孤独　何思うの
彼女は逃走者
悲しみに更けた　一人
鎖引き剥がす逃走少女...

今日は晴れた
明日も晴れだ
…たぶん
天気予報は…無視したw
くもりはキライ
ふるならドシャ降り希望だよ
そしたら君と傘　アイアイ( ＊´艸｀＊)♪
明日が来たケド
まちがいなく雨
そうだ君がいた...

影を盗み　月の下で
走る私　リベラリスト
逃亡する　この世界から
消えない声　逃げ出したい
駆け出したの　影を探し
月の造る　彼（か）の影踏み
気まぐれにも　戯れてた
眠り出した　脳内思考
この闇夜に　手を伸ばすよ
全部忘れ　投げ出したいの...