『 舞会 』

【A1】
朧月見えし空に風流れる
世迷い事なれど 彼(か)の方を想う

今宵も月影 雲に紛れ逝けば
終りこそ想う いつかの微笑み

【B1】
愁いさえ消え果てて
二人さえ阻む事
想い出す記憶には
淑やかに唄う君
貴方に焦がれて月下に踊れや
永遠に

【S1】
紡ぐ舞 舞会(ウーフゥイ)
逃げ出した先には求めるべき物があると
愛を告げ
枯れ堕ちる花弁にその甘さを求め
いつか踊り終わる前にこの舞を
自身には硝子の破片握りしめ
隠す舞は木の葉纏い二人のみ
唄声はか細く 影残す雲の間
それは永久に堕ちて堕ちて
眠りましょう、と

【A2】
雪よ舞う季節 終わりし春想う
彼(か)の温もりすら感じぬまま生く

窓辺にて想う もう会えぬのならば
逃げ出してしまおう いつかの日のように

【B2】
報われぬこの想い
触れる声 嘘の様
愛故に この声は
か細くも震えてる
微かに残るはいつかの燈
消えるまで

【S2】
巡り舞う 舞会(ウーフゥイ)
この月下にて舞う 唄に囃子合わせ踊る
終わるまで
繰り返し彷徨う 止まり無き通りは
錆びれ寂れ壊れ破れ堕ちて逝く
この忘却し得ない歌詞(うた)の無い踊りは
『君の』『貴方の』声の為 一瞬に
想い出す前世に二人無き真実(コタエ)は
ありもしない嘘と いつか教えましょう、と


【B3】
幾度も咲き誇る
君と見た桜草
理に流されず
手を取って歩み逝く
触れずに交わしたいつかの言葉に
身を委ね

【S3】
唄い舞う 舞会(ウーフゥイ)
溺れずに動けば何を求め何を拒む
此の様に
隣人の彼(か)の髪 鮮やかに乱れる
共に唄い踊れ二人 其れのみで
知識無き獣や奢れる強者には
君を渡す術はどこかへ落とした
艶やな微笑み 触れる掌には
涙溢れ握り返す
隠れた舞会(ウーフゥイ)



~読み~

【A1】
おぼろつきみえす そらにかぜながれる
よまいごとなれど かのかたをおもう

こよいもつきかげ くもにまぎれゆけば
おわりこそおもう いつかのほほえみ

【B1】
うれいさえ きえはてて
ふたりさえ はばむこと
おもいだす きおくには
しとやかに うたうきみ
あなたにこがれてげっかにおどれや
えいえんに

【S1】
つむぐまい うーふぅい
にげだしたさきには
もとめるべきものがあると
あいをつげ
かれおちるかべんに
そのあまさをもとめ
いつかおどりおわるまえに
このまいを
じしんにはがらすのはへんにぎりしめ
かくすまいはこのはまとい
ふたりのみ
うたごえはかぼそく
かげのこすくものま
それはとわに おちておちて
ねむりましょうと

【A2】
ゆきよまうきせつ おわりしはるおもう
かのぬくもりすら かんじぬままいく

まどべにておもう もうあえぬのならば
にげだしてしまおう いつかのひのように

【B2】
むくわれぬ このおもい
ふれるこえ うそのよう
あいゆえに このこえは
かぼそくも ふるえてる
かすかにのこるはいつかのともしび
きえるまで

【S2】
めぐりまう うーふぅい
このげっかにてまう
うたにはやしあわせおどる
おわるまで
くりかえしさまよう
とまりなきとおりは
さびれさびれこわれやぶれ
おちてゆく
このぼうきゃくしえない
うたのないおどりは
きみのあなたのこえのため
いっしゅんに
おもいだすぜんせにふたりなきこたrは
ありもしないうそといつか
おしえましょうと


【B3】
いくたびも さきほこる
きみとみた さくらそう
ことわりに ながされず
てをとって あゆみゆく
ふれずにかわしたいつかのことばに
みをゆだね

【S3】
うたいまう うーふぅい
おぼれずにうごけば
なにをもとめなにをこばむ
このように
りんじんのかのかみ
あざやかにみだれる
ともにうたいおどれふたり
それのみで
ちしきなきけものや
おごれるきょうしゃには
きみをわたすすべはどこかへおとした
あでやかなほほえみ
ふれるてのひらには
なみだあふれにぎりかえす
かくれた うーふぅい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【応募】 舞会 【鏡音リン・レン】

中華風の曲調に惚れました+*
とても綺麗な曲でした
意味は通っているも誤字脱字がありましたら申し訳ないorz

歌詞サビの冒頭「舞会」の読み「うーふぅい」は、中国語の読みです(カタカナ読みですが)
意味は多分イメージ舞踏会みたいなかんじです(ちょっと違いますが…説明が難しいですがそんな感じの意味です。ダンスパーティーのイメージではなくて、あくまでも中華系の舞踏会みたいな((説明ww)

賛否に関わらず、曲の完成楽しみにしています
どうぞよろしくおねがいします+*

応募させて頂いた曲→http://piapro.jp/content/kjzj01n5xlae5zy3(ILU様)

閲覧数:154

投稿日:2010/11/28 15:32:39

文字数:1,672文字

カテゴリ:歌詞

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