作品一覧
その他
オンガク
箱入り姫の君はいつも裸足で眠っていた あどけない顔の王子の僕は君に黒い靴を履かせた 真っ白い床の上で君と僕は手を繋いだ この時間だけは小さな舞踏会 僕らは廻った まだリードが下手だけとそれでも練習するよ 何度も同じステップを踏んで覚えるんだ 君の靴がいつもボロボロになってしまうけれど その時は僕が...
詩「pencil」