よよぎの投稿作品一覧
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卒業宣言
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僕はあなたを卒業します。
どうか幸せになってくださいね。
共働き両親に代わり僕のお世話をたくさんしてくれた。
僕がぐずって泣いてるとあやしてくれていたと聞きいています。
大事なおもちゃ 落としたと泣いた時も
必ず一緒にあなたは探してくれた。
どれだけ迷惑かけたでしょう?
あなたに甘え あなたの後ろを...卒業宣言
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となりの席になった 君はおしとやかな子
消しゴムを取る君の手 とても白くて細く透き通っていた
誰にでも優しく温かく
お日様のような笑顔が とても美しかった
そんな穏やかな日々が壊された
君の涙を見てしまったんだ
君が泣いているような世界 僕は絶対許さない
なんでだろう?
つまりは単純に 君のことを好...涙の理由
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涙の理由
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ここから全てをやりなおすよ
今更なんてことは考えないで
抜けるなら今しかないと思うんだ
しがらみ振り解き夢の世界へ行け
都会から遥か遠く離れたとこに
街中のゴミが集まる場所があった
そこにはガラクタが集まり
ガラクタになっていた僕が生きていた
ある日ゴミの山から見つけた
古びたラジオカセット...ここから
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ここから
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Bloom
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嫌いだこんな世界は消えてしまえばいい
そう思わせるほどに終わりが見えない
あかりの灯らない街消えた人影
「まるで戦争みたいだね」誰かが言った
右を見て左見て
手を繋ぐことできなくて
行き過ぎた正義を振りかざす者
ありきたりな言葉をかけることしかできないよ
神様って本当にこの世界に存在してるのかな
「...Bloom
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越えた茨の道を越えてきた
今日は世界で一番がんばった
少しくらいのエゴなんて
別にいいじゃない褒めてよ
僕はこんなところで終わらない
夢を語っていたあの居酒屋で
ビールは必ず頼むよ
飲みすぎ注意報厳戒態勢
言葉なんていらないよ
呼べばすぐにかけつけてくれて慰めてくれる...ビールと枝豆
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ビールと枝豆
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眠れない夜なんて当たり前にあったよ
立ち止まってはすぐに投げ出して
答えなき答えなんて探し求めていたって
だれも正解なんて知らないんだ
つまんない事考えてたって
明日も生きてるんだよ
悲しい言葉は辞めにしよう
星の数を指折り数えよう
数えきれない幸せがあるでしょ
こんなとこで終わりたくないよ...星の数
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星の数
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あなたの跡
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僕がいなくなった世界
涙流してくれますか
街にある喫茶店は
変わらず賑わっているよ
音のない人だかり
僕を見ている人はいない
どこいるの ここにはいない
僕だけが息をしているの
僕に名前あるのしってるでしょう
あなたが呼んでくれるの...あなたの跡
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君はクラスでも派手なタイプで
髪は明るい茶髪で
裏表のない笑顔がとても眩しい人だ
僕が屋上でねころんでたら
聞こえる喧嘩の声
すれ違いが多すぎて
愛しあえずに別れたようだ
君には強くてイケメンのサッカー部の彼氏がいた
あなたを好きになったのはそんな修羅場のことでした
君は泣いていたんだ...傍観者
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傍観者
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なんかうるさいやつだな
それが最初の印象で
平凡だった僕の毎日を
あっという間に変えっていった
それから毎日のように遊んで騒いで
時にはひやひやしちゃうような
スリルもあじわって
喧嘩をした時はお互い口も聞かず
でも明日になれば仲直り
自然とできてたね...ある街の話
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ある街の話
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靴紐を踏んづけて派手にこけた午後の昼下がり
膝擦りむいてやるせなくなって涙がこぼれ落ちた
駅前のコンビニで大好きな漫画の新刊が出てて
ウキウキしてお会計したらお釣りが足りなかった
楽しいことより、やなことの方が
多くて悲しくて叫びたくて
とにかく先へ走りつづけて
たどり着くはずの駅が見当たらないんだ...それでもこんな世界が好きだ
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それでもこんな世界が好きだ
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君と僕のこれからの話
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僕と君のこれからの話
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僕がいまから話す話は あなたには届かないかもしれない
抑えきれないこの気持ちを僕の想いをどうか聞いてほしい
僕は何の取り柄もなくて、お金持ちっていうわけでもないし
力もないし 虫だって怖いし なんでも一人で出来る人じゃない
こんな僕でも たった一つ 絶対にゆずれないものがあって
それを今からサビ...君と僕のこれからの話
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花びら
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もしもあなたが風に吹かれてきえたとしたら
わたしは必ず探しに行くよ
風の行方
大きな木に満開の花
わたしは思い浮かべる
笑ったあなたの横顔
ひとつふたつと花びらは散るけれど
わたしの期待は増えるばかり
もしもわたしが風に吹かれてきえたとしたら
あなたは探しに来てくれるのかな?...花びら
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僕のマドンナ
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カード
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いつもの道、いつもの時間に、いつもと同じペースで街を歩いていく
日陰が多くなった街、昔よりも風が冷たく感じる。
百億年の時を経て、変わり変わりゆく世界は、果たして一体どこまで行こうとしているの?
Ah いつのまにかこの想いも変わっていって
そして何事もなかったように日々を過ごしてく
時がたって思い出...カード
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キラキラ光る服を身にまとい
ヒール高めの靴を履き歩く
夜の街、おしゃれにしてゆく
これが大人の夢の世界だ
ピカピカに光る街の明かりと
コツコツなるこの道はいつも
眠ること知らないようで
胸のドキドキが止まらないの
きれいだな信号機
きれいだな看板...おねがいかみさま
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おねがいかみさま
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