作品一覧
その他
オンガク
硝子越しの柔らかな 午後の日差しを受ける人 きらりきらりと輝いて 僕にはそれがただ眩しい 胸を焦がした熱情を 差し向けたとて意味はない 貴方の睫毛は涼やかに 伏せて僕など目もくれない その涼やかなかんばせに ひとたびそっと口づけて...
氷菓子恋歌