タグ「ひっそり作曲募集」のついた投稿作品一覧(10)
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遅刻しそうで飛び乗った満員電車は
特急列車で降りるとこ止まらない
遅刻決まりだな
一つ前の駅で降りて走り出す私
先生が遅れることを願う
そんなこと多分ないよ 知ってる
遅刻して開けた教室のドア
皆が私を見る
照れ隠しに「おはよう」言うけど
やっぱり恥ずかしいよ...全力疾走
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ゆらゆら そよ風に乗って 彼方へ飛んでく たんぽぽの綿毛
最初に 傍にいた皆 風が吹く度に 離れて行った
それぞれ 初めて見る世界で
まだ見ぬ 景色を夢に見てる
君はどこに降り立つの? 私はそうささやいた
いつの日か このあての無い旅路が
終わった時 君はもう一人前
雨とか 風に曝されて ボロボロな...たんぽぽ
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見送った背中にかける 言葉がわからない
見えなくなるまで見つめて ポツリと「さよなら」
いつどこでボタンをかけ間違えたのかな
ただ失いたくなかっただけ
本気で愛していたからこそ大切にした
だけれど生まれるのは虚しさで
いつだって自分を抑えて 嘘を演じていた
そうすれば君といれるって思ってた
愛おしい...背中あわせの愛
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欠けた 月だけが夜の空を照らし
あらゆる 影を妖しくひきたてる
風が 突然吹いて闇に溶けて
旅する 風はもう僕には見えぬ
消えゆく風に君の姿を重ね
足は見えぬ鎖が強く巻き付く
僕はただの 旅をしてる
故郷を 逃げだした根無し草
心だけは 君の中に全部残して
葉先 揺れてる方向に進んで...旅人
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誰かが飛ばしたシャボン玉を 寂しいねと君は言ったけど
でもね確かに触れるだけですぐに 消えちゃうけど
次々と流れていくでしょう 消えてしまう悲しみだけじゃなく
新しく生まれ続いてく ものを供に見つけよう
僕たちにはまだ 知らないことたくさんある
よく探したら きっと楽しみも隠れてる
楽しみを見...シャボン玉
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誰かが叫ぶ 私の名を 初めてなのに懐かしい
ふと視界がぼやけてくる 触ってみたら熱い涙
悲しくなんか ないのに
溢れてくる想い雫
地面へと落ちて 小さな跡を残し消えてく
声は風にかき消されもう聞こえない
真(まこと)か嘘か分からなくても
朝日が見せる夢であっても
確かな今の手触り信じ
無言で叫ぶ 名...名も無き声
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あの時失った 大切なものが今
黒き鎖となり 私を縛る
遠い記憶のドア 開くと
嫌いな紅い色 幸せな日常を染める
今でも時々 夢に出てくる
何もなかったように廻る
世界を憎んだ 日常に
牙を 向いて 生きる
憎しみが晴れれば 心の傷癒えると
信じて子供のように足掻いて...憎しみを抱いて
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照りつける太陽が 体力を奪っていく 激しく
鳥や虫さえ ずっと陰に隠れて 引き籠ってる
雲ひとつない いつまでも空は高く 灼熱
バケツの水を かぶって飛び出して はやく
時はもう 止まって くれないわ
やりたいことはたくさん あるんだ さあ
Right now! 駆けだしてゆけ
魂の輝きを 太陽に見...My summer
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二つの月は今日も
夜空に 昇る二つの
縦長の瞳孔
僕らを生かし縛る
理不尽に動く時
力と 悲しみが溢れていく
足元に広がるモノ
たまった赤い涙が
僕らを闇へと誘って
漂う鉄の臭いが...双月ノ光
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気づいた時から見ている
淀んだ空気とさげすみの視線が
僕を包む
手に入れたのは黙ること
静かな夜の海の如く
心殺して
夢を見てる
初めて知った 人に甘えること
暖かくて涙流れた
涙は枯れたと思ったのに...夢幻飛沫