投稿作品5作品
もっと見る-
ジグザグに 切り刻まれた青い鳥
君の声 届かず消えた赤い夢
残された僕の意図だけ 張り巡らされてる
誰か気づいて 簡単なことなのに
疵付け合っても 前へは進めない
伝えたい言葉さえも 遠ざかっていく
痛い 窮屈な檻 閉じ込められても
居たい 唐突な嘘 取り込まれるから
何処にも 此処にも 青と赤が
...ジグザグ
-
ウソ?
ホント?
曖昧な境界線で 僕達は今日も夢を見る
孤独が怖くて 嘘を吐いた あの時
心はぼろぼろでも 言葉は笑顔にして
痛いほどの自由でもいいの?
蝕まれる感触が 気持ち良いから
交換条件の友情でも 笑い合えたら楽しいの?
寂しいだけの人生は 詰まらないから?
シャープな痛みに囚われて...どっち?
-
かけらが舞い落ちる 断章の帳(とばり)
どうしようも無い程に 僕らは無自覚で
ぐるぐる廻ってる 星さえ見えやしない
絶対零度の緊張感 消化不良の焦燥感
ここはどこ? わたしはだあれ?
捻じ曲げられた空想に 黒猫は静かに笑う
問い掛ける声は 空に飲み込まれ
答えを求めた右手は 風に包まれる
ああ も...On your mark
-
涼しげな響き 幽かに広がる旋律
旅人の安息日は 今日も一つの音色で始まる
古びた空 静かに巡る 星々は笑う
答えるものも無く 照らされる影
明日をも知れず 歩き出したその身に 何を思うのか
夜を越える旅人よ 今は足音だけのリズム
朝を目指す旅人よ ピアノの歌を口ずさみ
人形よ踊れ 人形よ眠れ このメ...旅のピアノ弾き
-
最高に最悪な感情の果て 優しく消えていく思い出
涙が涸れ尽くすよりも早く 隣を駆け出した
濃度99% まだ僕は終わっちゃいない
湧き上がる熱情が 破滅へ続いていても
太陽が眩しく寝返りを打つ 夕暮れ時の待ち合わせ
君はあの日見つけた罪を 償いきれると嘯いた
公園の隅 赤く輝くアンタレス
それはそう...アンタレス