タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(9)
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【秋恋歌】
舞え踊れ 野山の彩(いろ)は 錦繍(きんしゅう)の茜
秋が巡りきてまた逢える 神と人の恋
空は青く高く 野山は茜色
私は人の中に あなたを探します
神が人に恋をした 神代(かみよ)のこと
でも今も恋しくて 今も逢いたくて
歌え奏でよ望月(もちづき)に 鳥も虫たちも
秋になればまた会えるか...秋恋歌
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”笛吹きと少女”《1》
夕暮れになると、空気が変わる。
ゆっくりと冷えていく空気に黒い森から吹き寄せる風の香りが混じり、頬をなでる光が甘い蜜のなめらかさを含む。
石畳をがたがたと音を立てて進む荷馬車のわだちの音や、ロバや馬の足音、はみの金具が立てる音。人々の足音。硬い革の靴が立てる音や、金持...”笛吹きと少女”《1》(童話コラボSS)
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【マヨイボシ】
午前三時に歩く街に
ぽつり ぽつり 消え残った灯
行き場のない心だから
街角に座ってケータイを眺めてる
落ちることが出来れば
せめて 誰かの夢になれる
それでも”あした”にしがみついてる
マヨイボシの夜
化粧のはげた女の子は...マヨイボシ【MEIKO・作成中…】
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”笛吹きと少女”(童話コラボ)
遠くいくさの日々 町には諍い
大人たちの眼が澱んでいたころ
私は暗闇にひとりぼっちだった……
その世界に歌をくれた
笛吹きのあの人
悪魔の笛吹きの呪われた旋律(しらべ)
誰もがそう歌うわ 美しいこの歌
けれど何を言われても
私は首を振るだけ…...”笛吹きと少女”(童話コラボ)
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新しい朝がくるたび
心細くなる そう
今日も空が青くなる
新しい日がはじまる
すれ違った女の子 リストバンドをしてた
その意味が分かって眼をそむけた
優しくなんてなれなくていいから
できるかぎり強くなりたい
明け方に鳴いてる蝉
昨日に生まれて今日は死ぬの...明け方の蝉
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【地球の緑の丘】”C・L・ムーア”
1.暗黒の海原のはるかに
懐かしき緑の地球は輝く
ああ その星こそはわが故郷
きらめく光今宵もわれを照らし
すさび痛みし心こよなく痛む
2.望郷の想い虚空を超え
深くせつなくわが胸に迫りきぬ
見わたす遠き宇宙のかなた
地球の岸辺は緑に溢れて...【地球の緑の丘】(版権切れ・30年代SFより)
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昔むかし 悪くて怖いお姫様
恐ろしい魔女のお友達
夜毎に森へといそぎます
わたしは 夜の風が好き
月が 森が 星が好き
世界のすべてが好きだから
ずっと ずうっと 歌っていたい
昔むかし 歌の上手なお姫様
世界中から求婚者
それでも誰も愛さない...【フィオリモンド姫の首かざり】(童話パロ)
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【バスルームに人魚】(ガーリー・ポップ)
レポート終わったよ つかれはててぐったり
一週間図書館漬け 髪も肌もボロボロ
そんなときにこそ お風呂が必要なの
シャワーじゃダメダメ お風呂じゃなくっちゃ
とっておきなんだよ 映画みたくな泡風呂
髪の毛のお手入れは 一時間はかけちゃう
特別のセッケンは バ...”バスルームに人魚” 【ガーリー・ポップ】
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【火星のたんぽぽ】
七歳のときの初恋の話
アストロノーツ(宇宙飛行士)はお兄ちゃん
宝物だったくまちゃんをお守りに
そしたらプレゼントをくれたの
ふしぎな種 星のカケラ
火星の上で咲いたはじめてのタンポポ
火星では夕焼けは青くなるの
ふしぎな話にびっくり
私の手の中にちいさなたんぽぽの種...火星のたんぽぽ 【SF・ポップス】