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色のない無機質な空の下の見たこともない町の高台の上で学校の制服のセーラー服に身を包んだ私は大声で叫んでいた。
「ここ、どこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
ペットして可愛がっているクワガタがそんな私の肩をのん気に這っていた。
「っていうかここって...クワガタにチョップしたらタイムスリップした
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「ん・・・うん・・・」
どれくらいの時間眠っていただろう。私はゆっくりとまぶたを開けた。
ずっと眠っていたのにもかかわらず目の前は相変わらず暗闇の中で遥か彼方に見える星たちだけがキラキラと輝いていた。
「・・・?」
周りを見ようとして左側が見えないことに気がついた。
どうやらまぶたが開かな...はやぶさ~はじめてのおつかい