タグ「鏡音レン」のついた投稿作品一覧(8)
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夜道の街灯に
影に触れる光が
ヒラヒラヒラ
落ちていって
空を見上げる
降りそうだ
泣きそうになる
足元に溢れる
光の滴が
影を色濃くする...夜道の街灯に
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空を駆け抜けて走る
走馬灯の様な思い出だ
君は覚えていますか?
あの夏の出来事
まだ青かった僕らは
まだ何者のにもなれずに
焦りながら明日を見据え
背伸びをしたまま
だけれど大人になったて
何者になんかなれていないさ...無名/Sem nome
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私と父
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身を焦がすそれは摩天楼
愛も嘘もルージュで溶かして
夢を答うそれは道しるべ
このまま連れ出して
淡い水彩の空に
一粒の雫を落として
君ばかりの背を追いかけて
ここまで来たんだ
敵愾心感じていた(想い)
はいつか慈愛と変化していって...摩天楼
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わたしのお父さんが
ねむったまま息を引き取った
泣き崩れる母を横目に
わたしは泣かなかった
いつも喧嘩ばかりしていて
嫌いだって
死んでしまえばいいって
あんたが父親じゃなければなんて言葉
今じゃ願ってしまった
あんまりに残酷だ...私と父
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永遠って一体何なんだろう
計りきれないこの時間の中で
どれくらい生きているんだろう
この力は一体何になるんだろう
愛するって何だろう
生まれたその時から
尖ったガラスの僕は
傷つけ触れられない
言葉をくれた貴方にさえ
温もりをあげることは出来なかった...腐界の王
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あーあの空っぽの空に
黒く透明な液を流し込んで
冷たい固形を落としたら
透き通った水中の空間に
黒く濃く染まっていく
暑いあの日中の空に
汗ばむよう
次の季節の匂いがする風のような
カーテンから微かに零れる暑い眼差しのような
図書館で漫画読みながら体冷やして...ウーロン茶
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この染められた青い空
君に出会えたこの今は
きっと二度とは無いだろう
風がふっとなびく
きっと何処かで誰かが
何かしらの奇跡を見つけ
例えそれが些細で
最初は最悪だと思っても
風になびくその髪も
ヒールで誤魔化す小さな君も...Over the horizon/僕は貴方を愛しています.