輝月零の投稿作品一覧

（Ｒ）
くるりくるりと舞い踊るように
鏡の中へ迷い込んだら
見えない手にひかれて進む先
優雅に笑う少年王（あなた）がいた
（Ｌ）
『さあ　おいでよ』　と少女（きみ）を引き寄せた
君をここから呼び続けてた
見つめた瞳が吸い込まれてく
僕の鎖に囚われて...

硝子の宝珠が　一粒割れた
命の灯火（ともしび）　ひとつ消えて
闇の遊戯はどこまでも続く
『彼』が飽きて眠るときまで
兵士（ポーン）を率いる凛々しき騎士（ナイト）
城（ルーク）の前で祈る僧正（ビショップ）
怯えて見つめる女王（クイーン）の隣
冷たく無垢に笑う王（キング）
何もかもが『彼』の駒
盤に流れ...

硝子の森の奥深くにある
綺麗な綺麗な玻璃の城を
治めるのは硝子の少年王
そこに暮らすのは彼ひとり
『さあ おいでよ』　と招く声がする
美しい声に惹き込まれて
踏み入れた先は鏡の迷宮
映り込むのは幻だけ
くすくすと笑う声
地を這う雲流れて...

『夏色Run』
晴れた陽射し　お気に入りのサンダルをはいたら
海へ行こう　君の車の助手席に乗って
上機嫌な君　ちょっと意地悪しちゃおうかな？
駆けゆく風の中で告げた　「君が大好き。」　
もう一度はないよ　君が気付くまで　ね！
流れる雲　走り出す夏色のｓｔｏｒｙ
白い浜でどんな１ページになるのかな
胸...