空気雲の投稿作品一覧

並木道歩いてく
君が今椛と消える
茜夕日に思い出す
二人が描いた夢
二人で紡いだ日々を
遥かなどこかの君へ

君の右手僕の左手を
繋いでいたあの日の記憶と
冷たい風吹き抜けてく
君が旅立つ前に吹いた風に似てる
朝焼けにきらめく涙も
いつかは空気に消えてゆく
夕焼けに夢見た明日は
叶うことなく溶けてしまうよ
君の未来と僕の未来が
いつの日にか離れていっても...

あの日二人空を眺めてた
夕日が染めてく空を
手を繋ぎ歩いた
想い出が消えてく
好きだった君への
想いさえ薄れてく
もう帰らない
もう戻れない
二人で紡いだ夢の国
もう帰れない...

思い出消えてく　夢の中へ
切り傷癒えてく　痛み乗せて
love my life　心が
今でも　苦しくなる
一途に歩いた　二人の道
二手に分かれる　未来の道
love my life　心は
今でも　君を探してる
sky the ticket 君への贈り物
二人を繋いだ大事な渡し舟...

呪文唱えたら消えた
孤立した世界
僕は一人ふらふら逃げ惑う
魔法かけたら崩れた
幻想の彼方
あなたもまた新たな彼方かな？
キラキラリ闇夜空
ユラユラリ朧月
幻の星滅ぼし暗黒異国鎖国
君の君と君を...

ヘタレイン　～弱気の雫～
今日も君に会った
今日も君と話した
今日も君と別れた
今日も君に伝えられなかった
ほろりはらりらひらひらり
頬を弱気な雫が伝う
ほろりはらりらひらひらり
瞳の雨雲が雨を降らした
いつも下手(したて)な接し方...

さよなら私の初恋
君と風景が揺れる
想いと涙を翼に
遠い空へ飛んでゆけ
さよなら私の初恋
視界と心が揺れる
想い出と夢を翼に
遠い空へ飛んでゆけ
一人歩く夕日橋
君と逢った想い出の場所...

僕の歌響け君まで
言葉に想いを乗せて
いつか空気に溶け込んでも
この想いは変わらない
僕の声届け君まで
言葉に「好きだよ」込めて
いつか空に溶け込んでも
この恋は止められない
あの日君に恋をした
僕は一人夢を見ていた...

広いこの草原に
風と雲散る
一人ただ立ち尽くす
黄昏の夢
君と今走り抜け
二人だけの未来へ
行けるのならばこの身が
短い命でもいい
遠く遠く消えていく
あの日の君の声...

あの日のままで止まった
僕らの想い出の河原
「二人で笑いあったね。」
一人で空につぶやく
並木道にひらり舞い落ちる
あの時のような　ふわり桜雪
あの日君はほろり泣いたまま
寂しい笑顔できらり「またね。」
※
僕は一人で歩く...

舞い落ちる桜雪
思い出と揺れている
君の笑顔も
僕の涙も
二人の恋も
きらめいてる
いつでも忘れない
いつまでも忘れない
二人歩いた道を
僕は一人辿る...

この想いはどこへ行くの？
当ても無く行き場も無く溢れ出すけれど
この歌声に想い乗せ
行き先は君の元へ僕は今逢いに行く
朝陽が輝くあの丘で君と
誓った未来今はぼやけてる
二人で歩いた白い砂浜に
書いた願いは波にさらわれて
闇に怯えていた僕の手を引いたのは
まぶしいくらいの君の声...

飛び立つ　夢の鳥が
旅立つ　君の所まで
咲いてる　恋の花が
揺れてる　愛の花畑が
かけてゆこうよ君と果てまで
大好きな君を連れて彼方へ
空　海　風　雲
君と拾ったガラスの想い出
僕が紡いだときめきの唄
笑って笑って君と手をつなぐ...

かすれて消えた僕の歌声は
誰にも届かず
偽善な歌詞とメロディさえも
闇に溶け込んだ
「僕は歌う、何の為に？」
言い飽きた言葉
「僕は歌う、誰の為に？」
自分（エゴ）の為でしょ？
溶け出す想いはいつも何故か心切り裂く
漏れ出す心はいつも何故かとても切ない...

毎日眺めていた
空と黒板と
胸躍る君の背中を
席替え今日も願う
些細な願いを
「君の席見える席にして神様」
黒板に描かれる席順を見つめ
君の名前と僕の名前を見つけた
窓際の席で青空見上げ溜息
いじわるな神様を探してる...

触れた君の裏側
溶けた僕の儚さ
いつか見たあの空の
雲の中に隠した
消えない見えない
暗闇だけが響いて
溢れてこぼれた
透明な液体を
揺れ動く壊れた僕は
軋んだピエロさ...

壊れていく夢の世界の中
君の姿を探してる
あぁ　消える想い出へと
ぼやけた初恋
あの日の君の声を集めて歌にする
君の残像を追いかけている
いつでもいつまでも
君の手に触れた感触が
ずっと頭から離れない
あぁ　記憶の欠片集め...

紅葉の葉に誘われて
並木道くぐり抜けてく
足音に振り向いたら
君の影が揺らいでいた
秋空に恋を浮かべ
ゆらりゆらり舞い落ちてく
夕暮れに君を映し
散って散って
彼方に沈んで消える

さよなら　さよなら
二人の　甘い恋よ
僕のこの悲しみも
きっと薄れて消えちゃうのかな
でも
僕のこの想い出は
ずっと消えずに残っているよ
胸の中で
君と出かけた街の風景
君と買ったお揃いの指輪...

一人でいるのは慣れたけど
君がいない生活は
どこか違和感がまとわりついて
まだまだ慣れずに過ごしてる
出会いは朧気な記憶の中
別れは鮮明な記憶の中
あの日の君は戻らない
君との日々には帰れない
僕の歩む未来のどこかに
君がいることを願って...