タグ「鏡音レン」のついた投稿作品一覧(13)
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「太った…」
私は思わず、自分の下ではっきりと現実を映し出すその体重計のうえにへたり込んだ。
ただでさえ、あの重そうなツインテールの親友よりも一キロ重いのに…。そういえば最近間食が増えていたかも…。
などと頭の中をいろんな言葉が駆け巡る。
幼馴染であり彼氏でもあるレンにばれたら嫌われちゃう...【モモへの】すべてはそう、君のため【大遅刻誕プレ】
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月末―――それは私たちVOCALOIDの一か月の運命が決まる日である。
「みんな、準備はいいか?」
マスターが厳かに言う。
隣に座っているミク姉がごくりとつばを飲み込んだ。
そして、一斉にみんなで机の上にある瓶の中から割り箸で作られたくじを引きぬいた――――
初めに声を上げたのは、メイコ姉。
割り箸...【大遅刻☆】私と掃除と君との距離【芽梨沙への誕プレ…遅れてごめんなさいっ><】
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5月1日、天気良好―――俺は自室のベッドに寝転がってアイスココアを飲みながら漫画を読んでいた。
ああ、暇だなあ…とかのんきに考えてるところへ、俺の彼女のリンがやってきた。
白いリボンを頭の上でぴょこぴょこと弾ませながら俺に抱きついてくるリンは世界一かわいい…じゃなくて。
「びっ...【れいあ(元れっちぃ)へ】 鏡音君と鏡音さんとキスマーク 【誕プレでござるよ←】
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リンの手を引いて母さんのほうへ向かうと、母さんは赤いグロスで艶めく唇で俺たちに微笑んで見せた。
そして、周りの人の輪から抜け出て俺たちのほうへ美しい無駄のない動きで歩み寄ってくる。
リンが俺の手を少し強く握った。
「あら、レン。…そちらの女の子は…もしかして彼女さんかしら?」
ヤメロ、...彼らの恋の結末は14,レン視点
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~おまけ編~
レ「なんか忘れてる気がするんだよなー…」
リ「何かって何よ?」
トントンとリズムよく手元の野菜を切りながらレンは眉をひそめる。
レ「それが分かれば苦労はしないよ。」
リ「ふーん…」
ミ「ねえねえ、マスター。ネギ焼いていい?ネギ!!」
マ「ミク先に肉焼きはじめといて!!」
ミ「えー…」
...ボカロ一家にて☆王様ゲーム編・おまけ☆
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[第3ラウンド]
全「王様だーれだっ!!」
ミ「またまたはずれ…」
マ「元気出してミク!」
ミ「うん…ところで王様誰?」
カ「ボクだぁ!」
リ「カイ兄か…ボソッつまらん…」
カ「リンちゃん!?なんでそんなことボソっというの!?顔怖いよ!!」
ル「ボソッさっさとしなさいよksアイス野郎」
カ「ルカさん...ボカロ一家にて☆王様ゲーム編・その3☆
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久しぶりに見る真っ白なそのビルは、昔と全然変わっていなかった。
母がまだ生きていたころに何回か訪れたっきりで、正直道に迷うんじゃないかと心配していたが、そんな心配は必要なかったみたいだ。
リンの手を引きつつビルの中に入り、エレベーターに乗る。
そして最上階へのボタンを押した。
「レ...彼らの恋の結末は11,レン視点
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ミ「前回のあらすじ、はーじめーるよぉー!!」
レ「必要なくね?
おい作者!文字数かせごうとしてんじゃねえよ!!」
ミ「それはとある休日の出来事だった…」
レ「ミク姉!やらなくていいよ!!」
ミ「ある家で猟奇的殺人事件が起きた。
そして犯人としてつかまったのはカイ兄!!」
カ「...ボカロ一家にて☆王様ゲーム編・その2☆
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「ん…あさ、か」
体の痺れに目を覚まし、時計を見ると針はちょうど5時を刺していた。
昨日はリンと号泣して、そのまま眠ってしまったらしい。
俺の横ですうすうとリンの息遣いが聞こえる。少しはなれたところにはお互いにもたれかかるようにして眠っているテトとテッドの姿もあった。
―――ひとまずシ...彼らの恋の結末は9,レン視点
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俺はリンに本当の事を告げた。
『俺の母親はもうこの世にいない』
これを言う必要は本当はないのかもしれない。
でも、パーティーで他の人物の口からこの事実がリンにばれてしまうことだけは避けたかった。
だから、俺は意を決して、言葉をつなげる。
「リン、よく聞いて。」
1度言葉を区切る。
...彼らの恋の結末は8,レン視点
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俺はリンたちに別れを告げて、マンションとは反対方向へ向かうバスに乗り込んだ。
本当はこんな場所に着たくはないのだが、しょうがない。
ため息をついて目を閉じる。
あっという間に目的地にたどり着く。
バスから降りて10分ほど歩いたところ。
俺が1番大嫌いで、心の休まることのない、だけど本...彼らの恋の結末は6,レン視点
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「自分で婚約者を決めます。」
――――そう言ってみたものの。
朝。俺の憂鬱な気持ちとは正反対の暑く照りつける日差し。 あぁウゼェ。
そして、そこにさらに俺を不機嫌にさせる声が―――
「レ・ン・さ・ま!!! どうするんですか!!!昨日言ったことを取り消すなんてコトはできないんですよ!...彼らの恋の結末は 2,レン視点
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「は?今、なんて言った?」
俺は目の前に居る2人組みにたずねた。
「だーかーらー!!1度、実家のほうにお帰りになってください!!奥様が待っております!!」
2人組みの少女のほうが俺の問いに答える。
「えー。いやだ。めんどくさい。あと、俺に学校で敬語使うな。」
「そんなこといってもレンさm...彼らの恋の結末は 1,レン視点