[第３ラウンド]
全「王様だーれだっ！！」
ミ「またまたはずれ…」
マ「元気出してミク！」
ミ「うん…ところで王様誰？」
カ「ボクだぁ！」
リ「カイ兄か…ボソッつまらん…」
カ「リンちゃん！？なんでそんなことボソっというの！？顔怖いよ！！」
ル「ボソッさっさとしなさいよｋｓアイス野郎」
カ「ルカさんまで！！」
マ「いいから早くしてよカイト。」
カ「ぅぅぅ～…んー、じゃあ３番の人がボクにハー●ンダッツをおごる！！あ、１０個ね！！」
グ「３番あたしだ…」
マ「カイト、年下からアイスたかるなんてかっこ悪いよ。」
メ「グミちゃん、泣かないで！！」
リ「グミちゃんかわいそう…」
レ「年下泣かせてんじゃねえよ！！」
ル「同じボーカロイドとして恥ですわ。」
ミ「カイ兄サイテー！！」

　みんなでカイ兄を批判するとカイ兄は半泣きになって膝の上のめー姉を抱きかかえて出て行ってしまった。

リ「さすがに…」
レ「言い過ぎたな…」
マ「まぁ、メーちゃんも一緒だし何とかなるでしょ！」
ル「メイコさん…大丈夫かしら…」


～１時間後～

　皆で雑談をしてるとガチャリと玄関のドアが開く音がした。

リ「あ、めー姉たち帰ってきたかな？」
レ「たぶんな。オレ、見てくる！」

　レンはそう言って部屋を出て行った。

レ「うあああああ！！」

　次に聞こえてきたのはレンの悲鳴。

ミ「こ、これはもしや…猟奇的殺人が！！」
ル「ミク、まだ前回のあらすじの話をひきづってるの！？」
グ「様子を見に行こうよ！」
　
　グミちゃんの言葉に賛成して、皆で玄関に行くと、そこには明らかに酔っているめー姉とカイ兄に押しつぶされたキヨ先生とmikiちゃんとレンがいた。

マ「キヨ先生！？それにmikiちゃんまで！！」
キ「と、とりあえず助けてくれませんか…」

　眼鏡が思いっきり歪んでしまっているキヨ先生の声に反応して皆でカイ兄とめー姉を引きはがす。

mi「助かりました…」
マ「３人とも、どうしてこんなことに？」
キ「２人が僕たちの家に来たので皆でお酒を飲んでたら、いつのまにかこんなことに…」
mi「２人とも超酔っぱらってたから送ってきたのー」
マ「迷惑かけてごめんね！今度お礼をするわ！！」
キ「いえいえ。気にしないでください。それでは僕らは帰ります。」

　キヨ先生たちは帰って行った。思いっきり眼鏡がゆがんだままで。

マ「バカイトとめーちゃんは酔いつぶれてるし今日はお開きにしようか。」
ル「そうですね。夕飯にしましょう。」
リ「グミちゃんも食べていきなよ！！」
グ「いいんですか！？」
マ「もちろん。焼肉でいい？」
全(メイコ＆カイト以外）「賛成！！」


　そんなこんなでミク姉のわがままから始まった王様ゲームは終わりました！



………次回、おまけ編………