たかしの投稿作品一覧

いつかの夕暮れ違う空を見ていた
あの境界線さえ酷く曖昧で
軽く口づけた僕も君も知ってた
目を逸らす事はもうできないね
いつからか隠した違和感が
胸の奥つついて
覚悟したその日が
少しでもあとにと願った
繋いだ手の温度さえも当たり前の様な気がしてたんだ
見逃してばかりさ...

いつもの坂道同じ空を見上げた
ねえ君の目には何色に映る？
足元に咲いた小さな花の揺れに
目を向けるかそうじゃないかの違い
いつからか感じた違和感に
目をつぶっていたけど
レンズ越しの君に
ピントが合わなくなってきたの
繋いだ手が解けない様に速めた歩調にすら君はきっと
気付きはしないね...

右に左にあっちにこっち今度はどっち？
甘い蜜がありそうな方へ　Oh baby
花から花へ移る様に食い荒らして
それでも不満そうに今日も
Dance dance dance
飛べないフリも案外簡単なものね
罠にかかったのはどっちでしょう？　It's your loss
得意げな顔して獲物に這い寄るその...

（Ａメロ）
部屋の鍵は置いて行くわ
どうせあなたは気付かないんでしょうけど
空のグラスに次の蜜が
注がれる前に出ていかなきゃ
閉めたドアの向こう側の
寝息が聴こえてくるような気がした
ヒールの足音で掻き消して
そうよあたしは前に進むの
（Ｂメロ）...

止まない雨は無いらしい
誰かの歌がそう言っていた
だから傘もささないまま
君を捜してたんだ
「迷子にならないように
僕が隣にいてあげる」
「君の居場所の目印」と
指さして笑っていた
あの日から色づいた街も
今は雨に流されて透明な彩へ...

（リツ以下R）
ある朝僕は崖から突き落とされた
繋いでたはずのその両手で
（TAKASHI以下T）
複雑骨折命に別状ないらしい
じゃあこの胸の痛みもやがて消えるの
（R）
最初は泣いて癒えるのを待つだけだった
その内全ては黒く塗りつぶされた
（T）...

ある朝僕は崖から突き落とされた
繋いでたはずのその両手で
複雑骨折命に別状ないらしい
じゃあこの胸の痛みもやがて消えるの
最初は泣いて癒えるのを待つだけだった
その内全ては黒く塗りつぶされた
君の無言の一言がドミノ倒しみたいに
じわじわと心を葬っていく
あー人を殺すのに
あー刃物は要らないらしい...

偶然突然剥がれた
初めから狙い通り？
純真純粋珍しいの？
絡めて捕らえて
道徳背徳わかんないや
全部麻痺したの
感覚感情あげるから
この手を引いてよ
一言命ずれば従いましょう
私は貴方の望む子になれますか...

枯れる為に咲くならば
気付かなかった事にしよう
土砂降りだけど
傘はわざと置いてきたんだ
枯れそうなこの心に
水が欲しかった
あの日
君がくれたものが
いつかかけがえのないものになって
失うのが怖くて...

空「天気、良いですね」
沙織「そうですね、なんだかあったかくて眠っちゃいそうです」
空「ははは、記憶が無くて不安ではないのですか？」
沙織「……何故かわからないんですけど、なんだか記憶はこのまま戻らない方が良いような気がするんです」
空「ほう。では今後はどうするんです？」
沙織「分かりません。でも、...

沙織
どこだろうここ…私どうしてこんなところに。
私…私は…誰？
何。何が起こってるの…？
フェードアウト
入店音
空「ただいまー」
李音「おかえりなさい、空君。学校はどうでした？」
空「んー、今日もまあまあだよ。とにかく野小野寺が鬱陶しい。俺がちょっと女と一緒にいるだけであーだこーだ騒ぎやがる」
...

荒れ果てた部屋殺されたのは
不安定な呼吸か無垢な心か
光も音も色彩すらも
一瞬で消えうせた名もない箱庭
どんな言葉が君を葬ったんだ？
繊細で透明なガラスが割れていく
“幸せの箱”蹴り転がして
君は繰り返す
「どうせ空箱だから」
ただのおとぎ話なら...

「またね」なんてどうせ
笑顔ごと全部嘘で
指切りも僕の事も覚えてないでしょ？
だからもう信じないとあんなに繰り返したのに
ドアの向こうに影みてる
なんかオカシイね
連続する哀しみを終わらせる為の遊戯（ゲーム）
他人（ひと）に期待しない様にいっそ皆殺してしまおう
そしてナイフを手に取ったんだ
だけど最...