ブックマークした作品

1A
やわらかい橙
ぽつり さみしい電灯
眺めた コンビニ前
星が見えそう
1B
108円のシネマ
安い紅茶の味
空っぽの灰皿
硝子張りの唄...

1a
1b
かち合ってにげた蜥蜴と
舐めあって埋めた夜の傷
血を吐いてしんだクラゲと
嘘ついて出てく朝の君
1s
愛ならいいから 笑って
過(よ)ぎった 昔の 眼差しが
恋と違うから 焦って...

1a
夜の匂いに焚きつけた
やさしいプレイリスト
終わらない照明灯
まつげの翳り
窓ガラスを走る街に
横目でさよならした
土曜の夜にしては
切なすぎてね
1b...

1a
No.402へお出かけ
聞きたいことは
シャワーの音に紛れて
誤魔化してしまった
1b
赤線の外 煌煌(きらきら)
お風呂で遊泳
髪を滑る水が 泡になるのか
1s...

[1a]
使い捨てのハブラシ
汗の残る抜け殻
空っぽのようなわたしに
今週イチのごほうび
触れたとこは溶けてく
痛むとこは消えてく
安っぽくならないように
もっと愛されるように
[1b]...

A1
嬰れるところが
痒くなっていく
女になっていく
それが良かった
わるい噂を
知りたがっている
悟りたがっている
それで良かった
S1...

1A
エモーショナル、邦ロック
かんたんに好きになる
充電切れてもいいよ
追いかけてあげるから
1B
祭りのあとでも　きっと
二度と知らなくていい
湿度70%
延々と抱きしめて...

1a
午前の雨は 昨日のこと
知っていたって顔をしてる
ビーズの首輪 つめたい花
ほんとの偽物になった
1b
やさしい音で 眠る
今さら何も言わないけど
ちょっとだけ嫌なこと
嘘にするには苦しいな...

1a
飾らなすぎる部屋では
いつだって今が綺麗
傷むことないわたしは
ゆるされている 幸せ
1b
曇ったフロントガラスが
ぼかして ひかる信号の赤
1s
鼓動に寄り添って...

1a
灰皿が綺麗な侭だと
本當の事を思ひ出すわ
強かだと測られたら終い
そう思って愛してるの
1b
狂気の概念(いみ)も粗筋次第って
みんな知ってるのね
貴方の純情すらうばった猫を
わたし生かしちゃおけないワ...

1a
絶対のルーラー
きっと優しく笑ってて
柔らかく髪をなでる
嬉しそうでなにより
1b
甜(あま)く匂うファズも
すきになっていく
1s
月の日はいつだって...

【S+】
見えなかった振りをしてもいいでしょ?
聞かなかった振りをしてもいいでしょ?
私はまだ今まで通り　隣にいたいの
貴方とまだ今まで通り　笑っていたいの　いたかった
【A】
「彼氏ができた」って君はいきなり言った
がつんと鈍器で殴られたような衝撃が
どうして　君の隣に立つ貴方は私の想う人
せめて...

私を１つの種だと思って
この物語を辿ろう
１つの花が咲かない種は
土に埋められ見えなくなった
探しても見つからい花にあなたは・・・
そっとぽつり水が零れ落ちた
だけど花は葉を伸ばせられない
そしていつの日にか花は咲いた
だけどそれは違う花なのです
あなたは種を忘れその花を愛でてください...

a
硬く靴紐を結んだ
頑なな口のように
この足の行く末なんて
今の僕にはわかりません
ｂ
笑われるのが怖いのか
救いを諦めているのか
偽物笑顔の製造方法は不明ですが
ｓ...

「怯えていたら何も始められない
さあ怯えずに扉開いて前へ進もう」
そんな誰かの言葉に苛立って八つ当たり
わかっているさそんなことくらい
でもね、でも、どうしても出来ない事もあるんだ
偽のかっこよさを着飾って
僕のかっこわるさ隠してた
何がしたい？愛されたい？
愛を知るたびに怖くなって
愛を自分の手で...

大丈夫だよ　その心配ごとも自然に
時間が持ち去って行くから
悩みも　痛みも
時が立てば　生きる力となる
誰かが教えてくれたんだ
時間は僕らの味方
思考変えれば　時間は
僕らの居場所となる
悲しみ　怒りは
時間が　優しき花へと変える...

誰かと比べても　
意味がない　きりがない
あなたはあなたでオリジナル
人がどうのこうの言っていても
関係ない　そいつが言うあなたは
奴の誇大妄想
自分と他人　天秤にかける事
不可能　無意味　比べられない
あなたはあなたが知らない以上に
素敵な人で　この世に一人の大事な人だから　...

君のくれた優しさで
心は空回りして
君との思いでは
今ナイフとなった
この街に もう君は居ない
居なくなった　君が決めたんだ
君の決断 否定しない
僕が望むのは
君がいつも
健やかでいること...

18＋20
雲をひとちぎり　胸ポケットに入れて
星をひとかけら　筆箱の端につるして
15＋14＋6
画材がばらばら　転がり浮かぶ
風船のように　高く高く
そしてそれは
15＋21＋3
夜を描（えが）く　今日しかない夜を
口からこぼれだす息が　空に溶ける夜を...

漆黒の光に照らされて
私が歩くこの世界を
いつかは　この光を
あの太陽のように変えて
みせるの
みんな影を隠して
太陽の陽射しのように
生きているね
私もみんなと同じ陽射しに
なりたかった・・・...

ａ
人という存在が生まれて
傷つきながらもがきながら叫びながら
一生懸命生きて行くうちに人を見つけて惹かれて
愛を求めて愛を与えて愛が生まれて愛を見守り愛に抱かれて死んでいく
人生なんて簡単に言えばそうでしょ
ｂ
すれ違う時人日々の中で
僕は何を無駄にした
僕は誰を傷つけた...

星のかなた
で
奏でる
音楽
遠い
遠い
星の光
は過去で
あり
未来で...

【S】
巡る　巡る　季節は巡る
隣にいる君と　変わらずに　これからも
廻る　廻る　世界は廻る
走って転んだ　土の道　手を引いて
【A】
カチカチと時計の音が鳴り響いた
やる気のない顔していた　君が目に映る
「遊ぼうよ」　知らん顔する　昼のこと
【B】...

Ａ
いつも周りを明るくさせるヒーロー
そんな君を好きになって半年
仲はまだ縮まりそうにないです…
Ｂ
実らない 恋なんて
初めから気づいていたんだ。
あの人も私と同じで
悲しくて辛い恋をしている
サビ...

誰かが投げたコトバのボール
拾い切れずに焦ってた
誰かの投げたコトバのボール
拾い過ぎて困ってた
そんな風に生き急いでも
夢見た日々は既に遠くて
誰かが投げたボールを集めてみても
意味をとらえるには難しい
誰か僕にボールを投げてくれないか？
はじまる僕らのキャッチボール...

明日の朝が
白くなるまで
待ってる
あの階段のある
公園のベンチ
で
このまえ
話したことは
もう
わすれて...

なんでもあって
なんにもない
私の中には
なにもない
私の外にも
なにもない
ただそれだけ
ただそれだけ

この世の
終わりの
クリスマスの夜
深い雪に
閉ざされ
僕たちは
シャンパンの
泡みたいに
消えて

森は木が集まっている
だけではなく
たくさんの生き物が
生きている場所
大きな木々
小さな虫たち
色とりどりの草花
かわいい小鳥たち
深い森の中で
生きずく...

一人ぼっちで
誰もいないと悲しい
僕のとなりに
あなたのとなりに
優しく微笑む眼差し
目と目があえば
夏服がキラキラ
気がつけば六月
眩暈みたいな
日曜日の雨