ブックマークした作品

「夜が怖いんだ」
なのに。
そう言った兄さんの眼こそが夜の色をしていた。
「あたしは好きよ」
「リンは強いから」
「夜だけだもの。夜になれば、月も星も見えるようになるでしょう」
「どういう意味だい？」
「太陽には敵わないもの」
自嘲するように口許をゆがめると、兄さんが何のことだかと言いたげに首を傾げ...

世界で一番愛してます
そういう態度を取らないでください・・・ね？
その一　いつもと違う髪型も似合っていますよ
その二　ちゃんと靴まで揃えましたよ
その三　僕の一言にも怯える貴方は可愛いですよ
でも僕は　貴方の笑った顔が見たいんです
別に　我が儘なんて言ってないでしょう？
貴方に　心から想ってほしいん...

世界で　一番のボーカロイド
そういう扱い　心得てよね　（ねぇマスター？）
その１　他のボーカロイドよりも俺を　気に掛けること
その２　ちゃんと　いつでも俺のこと　見てね
その３　俺の告白には　三つの言葉を囁くこと
　　　　　　　　　　（大好きだよ・愛してる・お前が一番さ）
当然ですね　マスターは俺の...

世界で一番ダメな子かも
そういう愚痴まで聞いてくれるのね
その一
いつもと同じ泣き言も聞いてくれてる
その二
ちゃんと居酒屋朝まで　いいの？
その三
あなたの一言は三つ以上愚痴を聞いてから
気づいたらわたしは甘えきりね　ごめんなさい
自信　自分になんて抱いてないんだけど...

あるところに、チャレンジャーなマスターがいました。
「試さない」という言葉を知らない、
それは本当に無謀なマスターでした。
チャレンジャーなマスターは思いました。
誰の声が一番綺麗なんだろうか。
チャレンジャーなマスターは思いました。
どうすれば良いのだろうか。
チャレンジャーなマスターは考えて考え...