ブックマークした作品
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此処は薄暗い倉庫。
俺はミクの手を引っ張って中に入る。
「レッ、レン?こんなとこで何すんのッ?」
その声が俺の理性を擽る。
「今分かるよ」
「わっ!」
ミクが軽く転ぶ。
「大丈夫?」
「う、うん⋯」
幸いミクは少し膝にかすり傷を負っただけだった。...聖槍爆裂ボーイ 01話
akine
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オレは部屋でベッドに寝っ転がりながら、新曲の譜面を見ていた。
がちゃ
リンが部屋に入ってきた。
「ねぇねぇレン~!」
「なんですか」
「いい曲見つけた♪」
リンがオレの左耳にイヤホンを押し付けてきた。そして、リンは右耳につけ、隣に座る。
流れてきた歌声は、リンとオレのものだった。
この曲⋯
ラブソン...イヤホンで繋がる僕ら
akine
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僕は、すやすや眠る君を抱き寄せた。
愛しくて、愛しくて。
この細い腕を見るだけで、守ってあげたくなる。
この子は僕が守る。
もう離さない。絶対に、、、
暗い部屋で一人、
僕は優しく微笑んだ。
トマトジュースをこぼしてしまったのか、
僕の服にはベトベトする赤い液体が付いていた。
「すぐ戻るからね。」...手に入れたもの。
ほずみ
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――雨の降る、放課後。
貴女は“ある男の子”に逢います。
それは、とても偶然で、でも必然で。
それはそれは、素敵な出会い・・・・・・
ではなかったのです。
【アナタノカレシ~鏡音レン(ドS編)~】
ある部活動が終わった放課後。
今日の天気予報はとても晴れると言われていました。
勿論、朝方か...アナタノカレシ~鏡音レン(ドS編)~
ゆうぼん
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「ふぅ……」
桜ももうすべて散った四月下旬
2×××年、日本は深刻な少子化が進行している
理由は簡単。
未来を担う子供たちの、人間の三大欲求のうちの一つへの関心が薄まっているからである
好き
大好き
そんな、人間の一番大事な部分が抜け落ちつつある
誰かを愛するということはとても素晴らしいこと
なのに...聖槍爆裂ボーイ 自己解釈 1
ayumin
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「蓮、昨日はすごかったねぇ…」
俺の腕に胸を押し付け瑠花は俺に言った
朝から何言ってんだこいつ。
「何の話してんだ?つーか離れろ」
「えー?とぼけるつもりー?誰だっけなぁ…私の部屋に入るや否や押し倒しt...」
「う、うわぁぁぁ!やめろ!ここで言うな!やめろ!」
マズイ…このまんまじゃ俺のクラスメイ...聖槍爆裂ボーイ01
小善
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「蓮、惨殺死体だって」
頭の大きな白リボンがトレンドな、金色長髪の美少女・凛は携帯を見つめながら、そう呟いた。二人はお祭りへ向かう人ごみの中。
午後十八時の外は肌寒い。頃はカボチャ色に染まる十月末日。今やクリスマスに劣らない日本の一大祭日へと伸し上がったその日に、アニメや漫画などと言ったサブカル...ハロウィンは終わらない
ヘルケロ
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今日は、高校の文化祭。今、教室のシフトが終わり、更衣室に着替えに行くところ。
「?」
廊下に誰かが倒れていた。
「レン!」
そう、レンだった。
あたしはすぐレンに駆け寄った。
レンの顔が青白い。貧血?
そういえば、レンは文化祭の委員で、結構忙しいみたいだった。
保健室に連れて行こう。
レンをお姫様抱...温もり リン視点
akine
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自覚が必要なんだ
僕たちが忘れん坊だってこと
時間を止めることなど不可能だってこと
おとぎ話じゃない 現実-これ-は
カビが生えた数式だけ持たされて
大人-トーキングヘッズ-共と戦えとか
しねばいいのに
「大丈夫 大丈夫
過去は美化され丸くなってく」
それが嘘だって証明は...ボクらの最終定理
ワンオポ