てっこはっこ
「てっこはっこ」は私の故郷である群馬県の方言です。
これはアリジゴクのことを指す言葉なのですが、
そのユニークで可愛らしい響きが何故か頭から離れず、
ついにある日、こうやって歌になってしまいました。
アリジゴクは砂の下に潜んでじっと耐えています。
成虫となって大空を舞うために、3年間ただひたすら獲物の訪れを待っているのです。
念願叶って飛び立ったところで、その夢の時間は3週間と続きませんが、
それでも、十二分に報われたと思えるのかもしれません。
だからこそ、今日も彼らは砂の下でただじっと待つのでしょう。
私たちだって、似たようなものです。
長々と書きましたが、こんな重苦しいノリが似合う曲ではありません。
頭を空にして聴いていただければ、と思います。
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http://www.nicovideo.jp/watch/sm3447002