創作ツリー

創作ツリーとは?

親作品(0)

「桜桃忌」の創作に利用した作品

親作品は登録されていません

A壱
君の墓前に 桜桃手向け
伽藍堂の面影 浮き沈みさせて
逢ったことない
もう一人の「自分」に手を合わす
B壱
海に 川に 溺れたあなた
今も安息はないのでしょうか?
ご冥福を お祈り申し上げます。
寂壱...

桜桃忌

唄界

唄界

明日は太宰の桜桃忌なので。
行く予定にしていたのですが、行けないので、惜しんで歌詞にしました。
勢いで書いたという点、言いたいことに収集が付けられない点から、まとまりが見られません;


私の太宰(太宰作品)に対する実話を元に作りました
今年に入るくらいまで、実は太宰が大嫌いでした。「」部分は私の口癖でした
ちなみに、埃臭い、湿っぽい場所=図書館の地下のことです
実際は図書館の地下は埃臭くないのですが、本が古い臭いはしました。好きですけどね、古い本
地下で文集を読んだ時、本当に鳥肌が立ったんです
文庫本を買って、一気に読んで、何度も泣いたものです。自分が書かれている、と


太宰の作品を読むと、自分に出逢ったような錯覚を覚えます
何かしら自分と当てはまり、心の隙間を縫って沁み込んで来るんです
他人に偽ってきているものを、太宰作品は造作なく打ち破って来る感じです
だから、愛されるのでしょうか

人に怯えて、情けない人で、
きっと毎年あんなに人が訪れて、眠れないと迷惑しているのかもしれません
ああ、また今年もこんなに「自分」が来ていると、嗤っているのかもしれません