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「無常の世にて、平静を願う」の創作に利用した作品
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研ぎ澄ます刃は 人知れず胸を射止めた 待ち焦がれる痛みを 宿したとき 襖越し 対話が 増すごとに命を裂いた 躊躇いなく窮地を 踏む姿 ただ無事を祈っては 文(ふみ)を結ぶ 行き着く望みのない愛の詩(うた)を さあ、何もできぬ無情を 弄ぶ 後ろ髪も 纏め上げて...
無常の世にて、平静を願う
とけい
http://piapro.jp/t/IW8A より 戦姫(指揮官)と武将をイメージしました。 一番は、戦姫が武将に思いを寄せるも、自らの指揮で戦地へ送り出す苦悩と、主従の立場から命じるときしか対話できない複雑な心境(喜びと不安)を抱く場面。 二番は、武将が戦地にて亡くなった報告を受けるも、立場上表立って彼の死のみを悼むことはできず、戦姫は哀しみを押し殺す。自分が送り出さなければ、と思いつつも、彼の遺志を形見として変わらず采配を振る場面。 最後は、机上の空論かもしれないが、彼の遺志を継いで平静の世を作りたいと願う。敵味方問わず、守るべき者のために戦うならば、それを纏め上げて柵を無くせば平和になるのではないかと。彼への思いを慈しむ限り、その遺志を果たすまで、彼女の生は終わりはしないという場面。 イメージと異なるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。また、下の方に、ひらがな表記があります。 タイトルは仮です。他の候補に「一姫一勇」「形見分け」「遺志」があります。