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オンガク
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朝霧を待つようにして君は問う 一人になることの意味を 白い凍えた夜を抱いていた 彷徨える部屋の端っこで 咎められることもなく 止まらないおもちゃの汽車が 静かに音をたてて走るのは 並行な日々に重ねていた あの小さな唇の愛おしさが まだ香っているから...
朝陰
抹茶丸