朝霧を待つようにして君は問う
一人になることの意味を

白い凍えた夜を抱いていた
彷徨える部屋の端っこで
咎められることもなく

止まらないおもちゃの汽車が
静かに音をたてて走るのは

並行な日々に重ねていた
あの小さな唇の愛おしさが
まだ香っているから

幻想を見ることに疲れた目に
射すような逆光の数々と

立ち尽くしてしまうほどの
美しさを孤独にしまうけど

閉じたはずだった廃れた心を
君は見透かしていた

目に見えない言葉を放って
僕の感覚を奪っていく

等身大の愛を謳っているんだ
吸い込まれるような空の下で
君は笑いかけている

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朝陰

朝霧を待つようにして君は問う。

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投稿日:2018/09/18 17:15:58

文字数:270文字

カテゴリ:歌詞

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