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隣のクラスのあの娘は
いつものイチゴ牛乳を
校舎裏で飲むみたい
お酒は飲まない
タバコも喫まない
真面目な彼女は
甘ったるい夢の最中
時はいつも僕らを
待ってはくれない
もうすぐアカくなる...

あざればむ僕の指先が
君のおでこそっとタップする
迫り出す言葉を丸めようと研ぐ
カラカラで羨む毎日
出来ることもそんなになくて
たまには君に花火見せたいのに
恋しくて恋しくて
君のおどけた表情が
眩しくて眩しくて
翳る心根のまま...

何も知らず僕らが手にしていたのは
他人を殺す銃器だった
世界の始まりなんてちっぽけなものだよ
君はそれすら気付いていない夏
WEGO
僕らが見たあの情景
WEGO
理由のない焦燥(アセリ)に駆られてる
「怖くなんかないさ」と気張っていたけど
静かな闇を恐れてる...

『恋は甘党ですっ！！キリッ』
作詞作曲：ゆうにゃ
アナタとアタシのオカシな関係
苺とキャラメルプリンと大抵
派手にフルーツタルト
ふわりバルーンスカート
どこかへ連れてって
紅茶とミルクが似合うの探偵
とろとろハチミツ優雅なフライデー
お洒落ペチコート...

「ユメノツヅキ」
作詞、作曲:ゆうにゃ
とてつもない焦燥感で眠れず
真夜中３時誰もいない空気
あまりに繊細で脆過ぎるノイズ
キミに逢いたい気持ち先走る風
今キミと世界から逃げ出したい
妙な衝動に駆られ
何度もキミの名前を呼ぶ
時間はもうない...

「NFL」
作詞・曲：ゆうにゃ
なんてことのない日常も
キミのいない世界にはないんだろう
僕はもうキミことを
それくらい知ってしまったよ
眠そうな声で喋るキミに
今日も逢いにいこう
そして僕は時々キミの為に
ギターを弾こう...

「夕刻アンニュイテーゼ」
時計の音で目が覚めた夕方５時１５分
茜色に染まっていた窓を開け放ちボクは
沈む陽を眺めていたよ
キミの声聞きたくなって
電話したいつかの晩に
あしらわれてしまったから
憤りをフルテンで殴り書くレシートの裏
くちゃくちゃに丸めて捨てる憾み
流れてしまいそうだよ...

「夏色幻想物語(ナツイロユメモノガタリ)」
夜風(カゼ)に揺れし君の其の髪の匂ひが
僕を陥れて寂しさふな顔をした...
夏色艶姿　君の浴衣仕草
喧騒を砕ひた菊先光露の唄
聴こへた...
肌を撫でる甘露(ツユ)も蒼白く惹かれば
此処に帰るやうな大人しひ静寂閑雅
見惚れた梔子
たましひの揺らぎ...

「DEMPASONG」
作詞、作曲：ゆうにゃ
僕はここにいるのですが
たまにどこにいるのかわからない
すごく恐いユメを見た後なので
君の體が欲しくてたまらない
ぐるぐる世界が回れば
僕の眼玉もぐるんぐるんて廻りだす
いつかの彼女が裸で歌っていた
電波ソングが脳裏で廻りだす...

「アバンギャルド」
作詞・作曲：ゆうにゃ
キミと二人イカレタ国
転がり落ちて何度もバグったら
壊れたキタイでやっつけ未来
始まらないやサクセスストーリー
ヤンチャしたいハチャメチャ肢体
輪郭のない奇抜なセンスで
BD-2クランチの鳴り
彼女のハッタリアバンギャルド...

最期にはいつもの光景
キミが好きなストックの花言葉
いなくなった幻影(カゲ)を追いかけて
辿り着いた記憶の片隅
もう二度と帰らぬ若草
時に逆らうことを止めた
後ろ姿遠ざかる
ずっと...
機影仰ぐ雲に光が刺して蠢く意図
ツバサを手に入れた...