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巨大な火の手が上がっていた。リュウトのドラゴン体が、爆発炎上していたのだ。
そのドラゴン体の握りしめた両手の間から、いろはが這い出してきた。
「う……うう……はっ!? リュウ……リュウっ!!」
慌てて燃え上がるドラゴン体の頭部まで跳んで、強固な頭蓋骨をこじ開け、リュウトを助け出すいろは。
だが―――...仔猫と竜と子ルカの暴走 Ⅶ~終結~
Turndog~ターンドッグ~
―――――メイコ―――――
―――――おい、メイコ!―――――
『メイコ……また町民とケンカしたのか!?』
「……だってマスター」
屈強な男たちを足蹴にしながら、あたしは後ろからやってきたマスターを文句ありげな目で見つめた。
『こいつら、ミクやリンの事を馬鹿にしたのよ!? 『ロボットのくせにうざって...仔猫と竜と子ルカの暴走 Ⅵ~メイコ、再誕~
Turndog~ターンドッグ~
「……………はっ!!?」
突然ルカが山の向こうを見つめて立ち止まった。
「? ルカ、どうしたの?」
「……ミクおねえちゃんが……危ない……!!」
「え!? ……あ!?」
ようやくメイコも気づいたようだ―――――山の方向、町はずれから異様なほどの音の波が襲ってくることに。
「行かなきゃ……行かなきゃ!...仔猫と竜と子ルカの暴走 Ⅴ~ルカちゃんの本気~
Turndog~ターンドッグ~
「へえ? ルカさんが子供にねえ……どうなってるのか調べてみたいなぁ……」
「もう少し落ち着いたら調べさせたげるわよ、ネル」
「ネルお姉ちゃん……あんまりいじられたくないよ……」
「う゛っ!!? う……なんて破壊力……このあたしが良心の呵責に苛まれるなんて……」
『改造専門店 ネルネル・ネルネ』のカウ...仔猫と竜と子ルカの暴走 Ⅳ~Queen of VOCALOID・HATSUNE MIKU~
Turndog~ターンドッグ~
「こ……この子があの巡音君だというのかね……?」
「信じたくないだろうけど……まぁ、その通りよ」
呆れ返ったようなメイコの言葉に目を丸くしているのは、ルカの上司・橋本喬太郎捜査一課課長だ。
メイコの横で、幼女となったルカが首をかしげている。
「めーちゃーん、このおじさん誰ー?」
「おじっ……!!?」...仔猫と竜と子ルカの暴走 Ⅲ~ミクの決意~
Turndog~ターンドッグ~
「どぉしたの~~~~~? みんなさっきから変な顔してさー」
「い、いやあの、その、え~~~~~と……」
どう対応していいかわからないといった表情をした一同の前で、『ルカ』―――――と言っていいのかどうかわからないような幼女だが―――――が首をかしげている。
「……状況を整理させてもらっていいかしら…...仔猫と竜と子ルカの暴走 Ⅱ~荒ぶる『ルカちゃん』~
Turndog~ターンドッグ~
皆こんにちはー!! 初音ミクです!!
前回までのあらすじを紹介するね!!
今回ヴォカロ町に攻めてきたのは、猫村いろはとガチャッポイドのリュウト。
いろはは四つの機械を駆使して数百の音波を操り、死角から相手を攻めるくノ一VOCALOIDだった。
そしてリュウトはなんと……身の丈50mを超える、超巨大な...仔猫と竜と子ルカの暴走 Ⅰ~プロローグ~
Turndog~ターンドッグ~