タグ：双葉湊音

モノクロームの白い花
記憶は　白黒に染まった
錆びれた歩道橋　渡る人はいなくて
鈍い蝉声だけが　響き渡る
見慣れた通学路を歩いてく
哀愁の街は　平和らしい
朽ち果てた校舎は張りぼて
疲れ切る生徒の偽り
不安　嫉妬　絶望　渦巻く青春の学生生活
記憶は　白黒に染まって...

いつもどおりの　君がいる
不器用な笑顔の　僕がいる
想いを悟られないように
なるべく近くにいたいだけ
黒い髪と　瞳がきれいで
気づけば目で追うこの頃
どうしてこんなに遠回りして
君の心に　近づけずに
声をかけることも　できなくて
告白(すき)は　遥か彼方...

春風で連れてって
秘密の庭　その先まで
桜の下　撮った写真眺めてた
懐かしいけれど消したい傷のような
涙追いかけて伸びる欅の陰も
届かない場所まで高く飛べたなら
濁った溜息も呟いた弱音も
羽を揺らしていく風になって
あのジニアの向こう側
誰も知らない花園で...

焦がれていた 求めていた
目の前に広がる自由を
囚われていた 囲われていた
"今"と"固定観念"に
Ah もっと早く 気付いていたなら
想いを全部開放して
力に変えてくよ
羽撃く 青く広がる空を
飛び回り時代を翔けてく
未知なる道でも 未開の地でも...

星を目指した少年は夜空に手を伸ばした
望遠鏡をねだって光る星を見つめた　
蓄光シール部屋に貼って雨の日も天体観測
科学雑誌読み漁って天文学者気取った
難しいことわからないけど
それが楽しかったな
宇宙飛行士になってあの星に行きたい
宇宙の不思議集めてロケットで飛ばしたい
星を目指した少年は生まれた町...

空の色に染めた
見慣れた街景色
芽生える小さな物語
散った音の粒を
口ずさんで歌えば
五線譜で繋ぐ奇跡になる
いつから心の底に秘める音
花に詰め込んで 風に乗せて 鳴り響いていく
流れてゆく 季節の面影の中で
溢れ出した想いに 花束を添えよう...

Listen to my heart
抜けてくColor
カラカラに乾いた心は
未ださながら
Princess or Loneliness？
ぼくのBeatの色は何色？
Black＆White
濃淡と明暗のみで表す
この日々の中でまた
腐りきった気持ち否定されど...

空の向こうに何があるのか私はまだ知らない
見えないからこそ止められないの
足より先に走る鼓動
胸の奥眠る情熱覚醒（めざめ）
光線が指す未来に私は今進む
脇目も振らず心の望む方へ進む
どんなに高い壁があっても勢いまかせに破ればいい
止まれない衝動の名は「青春」
光線が指す未来に私は今進む
脇目も振らず...

私がどれだけ言葉を重ねたって
あなたにどれだけ尽くしたって
愛されたい私は少しも満たされない
分かって欲しいだけなのに
壊れたの あなたのせいかも
疵痕は たまに増えるの
離してよ 関係ないでしょ
本当はいかないでって言いたかった
わかってるんだ 普通じゃないこと
おかしいくらい 笑えない...

なんか変なことばっか
日常のミステリーアンテナなんも反応なし
そんな事にいちいちため息なんて
青春の無駄遣い
それじゃ全然意味ないじゃん
ねぇ　You Know? You Know? You Know?
退屈な日々がバラ色に変わる瞬間
ねぇ　You Know? You Know? You Know?...

こんなに自由に紡いで
未来たぐるけど
描いてた地図にない
場所で立ち尽くすの
ぼんやり地球儀
回してたまたま
指差した
あの場所に行けたなら
変わるかな
夢を叶える　夢を見ていた...

世界で一番不幸な人は
誰なんだとか ましてや自分自身？
幸福論 その定義なんかを
押し付けるなよ神様じゃあるまいし
まるで映画のように
君と出会ってからの幸せでも
森羅万象に起承転結があるのなら
最終的にはクライマックスでさよなら？
もしも僕らの一生が死ぬまで
決められていたとして...

いくよー！せーのっ！
言いたいことなんて特にないけど
歌にしちゃだめっていうんですか？
そんなほーりつどこにあるんですか？
言ってみなさい教えてよ！
やなことばかりの毎日？
だけど、わたし笑顔絶やさないから
こんな音楽に乗せて
あなたのもとにとどけー！
にゃ！にゃ！にゃ！...

思いがけずに　雨が降った夕暮れ
シャッター街の軒先少し賑わって
逃げ込んだのは写真館のようで
慌てるきみが軽やかなステップで同着
少し気まずい空気がそよいで
雲を見上げてつぶやくのは
ただの愚痴だ
退屈なぼくの目は
雨粒ひとつの行方も追えずに
明日のこと 自分ごと...

風がそよいだ微かに
揺れる葉の音聴こえた
きみの声とぼくのギター
合わせて世界が変わったんだよ
描いた夢なんかとっくに諦めてた
心が折れたのに何故だろギター持って
手癖でなぞったのは2本の弦だけの
メジャーもマイナーもない
サイコーにロックなオミットスリー
いつからか楽しくなくなってた...

微かな変化の中で - 双葉湊音(CeVIO AI)
いつもの日常　心が疲れたよ
毎日同じで　同じ時間眠るよ
まだ焦り続ける　何も叶えてないよ
夢の中彷徨う　落ちて朝に気づくよ
いつもの日常　流星流れた
　
不思議な世界がまだ在り続ける
不思議な世界がまだ在り続ける
いつもの日常　心が疲れたよ...

深海への届け物 - 双葉湊音*2
L CeVIO AI
R VoiSona(1.2.1)
嵐の中海に向かう
荒い波が呼んでいるから
あの向こうに私が居て
今ここにも私がいるよ
波潜り人魚のよう泳ぐ
息絶えそうなギリギリを泳ぐ
深海に大切なものを...

「できなり all right」
容赦なく降りかかる不条理な無茶ぶりだけど
やりますの回答はいつからかデフォルト
仕上げとかイメージの内容はあいまいだけど
確実にとどけるの。これが処世術
窓の外は黄昏どき、周囲のノイズに心乱す
こんな姿理想じゃない
惑わすばかりの忖度なんかはやめちゃえ！
できなり ...

緑が燃える桜並木の
ベンチに腰掛け君の事を思い出してる
初めて手を繋いだあの日も
日差しが眩しいこんな晴れた日だったような
木漏れ日は今もあの日のまま
時々話してくれた夢は
なんだか不思議でまるでお伽話みたいね
身体に刻まれた温もりは
静かに囁く風が歌う声の中に消えた
君は今何しているのかな？...

涼風の凪いだ　誰そ彼の刹那
絵に描いたような　淡く儚い空だ
波間に浮かべた　うたかたの音が
不意に囁いた
「ずっと続けばいいのにな」
君が消えるなら　明日が消えるなら
この記憶ごと消してしまえ、戻らないように
夏が終わるなら　夢が醒めるなら
この想いだけ心に秘めて...
八月、揺らいだ、蝉時雨の残響...

【日本語】
わにわにしちょしね
ちょびちょびしちょしよ
のら飛び回るは
放蕩Girl
だっちもねぇこん
言っちゃあいんで
こぴっとしろしよ
労働Girl
固い桃のが...

誰にも言えない　言葉は風に
誰にも見えない　彷徨える風よ
僕に代わり伝えに往け
彼の日に交わした　契りの言葉　心に携え行く途
衣は雨濡れ　剣は錆びれど　片刻と離さず
我が身に刻まれし憶い辿りて　当て所無き旅路は続き
見知らぬ町へと　開かずの森へと　やがて海へ発ちぬ
（風を切り浪を裂き）未だ見ぬ夢追い...

【日本語】
Not,bad? NOT,bad!
悪くないよ
少し狂ったチューニングも
私たちだけのサウンド
音符の羽根が舞い降りる
放課後また集まって
MIRACLE起こし歌おうよ
思い出なんていらないよ
ごめんね"NO, Thank You!"...

空中アスピレーション / 市瀬るぽ feat.双葉湊音
あの空の先を教えて
あの風の行方を教えて
この翼を伸ばしても
ずっと空は遠くて
どれだけ風を扇いでも飛べない宿命
2つの背負った何にもなれない翼
この想いも全部
青空の向こに投げ捨てられたら
変えられるのに...

勘違いしたまま
夢から覚めずに
いまを過ごしていたかったな
機械的に吐く
セリフはいつしか
RPGの村人みたいで
いつからだっけな
主人公の名前を
自分にしなくなったのって
恥ずかしいだとか...

ねぇ
ここにいるよ そこにいるの？
どこにいても そばに感じてほしい
届けたくて 届くように
全身全霊純真無垢
超単一指向性の歌を
声を枯らしたい 思いの丈が
心で淀んで 吐き出せやしない
誰かと違って あなたと同じ
思わずニヤける そんな歌がいい...

マルトリート / 双葉湊音
小さな箱庭　又　閉ざされた教室で起こる
マルトリート　警告は無く　騙り語り継がれ
好き嫌いってそういうのお互い様です　ぶっちゃけ
「君次第」って言うけれど　非現実で意味はないよね
先生的に嫌いな奴に逆転できずイライラ？
超権限　故に生まれた　それは限定的な身分気分
あー　...

眩しすぎるような
光は寧ろ心地よい
廃れきった僕の故郷は
散々で
嵐が過ぎて青空は
いたずらに景色を染めてる
目障りな筈だけど
そんなに悪くはないかな
こみあげて息が詰まる
でも僕だけじゃないよな...

一閃、空を翔ける
この一瞬に想いを込めて
あの日の空を翔けた
青く照らす街に
新しい変化があったよ
快晴の空が仄かに変わる
でも気持ちは同じ
重い足を強く蹴りだし
空が霞んでも
今の想い忘れたくない...

青より透明な空
透明な町と澄んだ白い空気
真っ白な空に五線譜を染め上げて
立ち止まったり歩いたり
ふと空を眺めてたり
煌めく空 流れる時に
雲が消えてく
零れる涙 空に咲いて
写した景色
透明な空 澄んだ瞳に...