タグ：夢物語

古ぼけた軌跡を手で転がして
星の軌道を指でなぞって
ただ惚けて見ている
そんな夢を見ていた
欠片を集めてみても
僕の手のひらから
こぼれ落ちていくのを
君は優しく笑ったよね
何度も空に両手を伸ばしては
あの弧の上で走ってみたり...

A1
箱庭の中息を潜める体
蹲り小さくなった背中
足音だけが虚しく響く部屋に
一つ明かりを灯そうか
B1
トロワ素敵なリズムに乗せて
ステップだって軽やかに踏める
今の私はバレリーナ
最高のヒカリの下で踊るよ...

「貴方の言葉に酔わせてよ」
悲しいことが　ありました
三年越しの　片思い
告げる前に　儚くも散り
僕は今奈落に　いるのです
さあ　妄想をはじめよう
あの子は可愛いお姫様
思う年月は100倍にして
なんとも切ない悲劇でしょう
「貴方の言葉に酔わせてよ...

　そう いつだって君は言った
　ねぇ 此処に絶対なんてないよ
　不安定な世界を埋め尽くす
　数えきれない涙と笑顔
　あぁ こんなに空は青いのに
　why？ 映る景色は灰色
　彩る色彩でさえも
　『本物』にはただ邪魔なだけ
　どんなものにも
　始まりがあれば終わりがある...