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オンガク
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少年は夜の散歩を趣味にして、いつも歌いながら歩いていました。 彼の世界には他には誰もいませんでした。 何も彼を慰めてはくれない事を知っていたから、寂しくなるだけだ、煩わしいと扉を閉めてしまったのです。 それでも、期待を捨て切ることが出来なかったので、何時も少しだけ扉を開けていました。 ある日、彼の家...
僕の家、或いは誰のでもない世界の一部
Haruto