タグ:病んでるシリーズ
12件
a
暗号化したラブレター 一見すれば怪文書
吟味欠乏症の 君ならば解けないだろう
明日には私は空気です まっさらな部屋を残します
そうして私をデリートします
b
1を望めば 10が欲しくなるから
叶わない夢を見るのは 喉が渇くから
飢えるくらいなら 全てを投げ出して
新しい箱の中で 生きてゆこう...猛暑
lavini
a
そんな愛の注ぎ方じゃ 無駄がありすぎるんだ
水ぶくれした体がいつしか 腐ってゆくよ
こんな愛の求め方じゃ 異論がありすぎるんだ
批判の種を植えられた場所から
どんどん育って行くのさ
b
広い水槽に飛び込んだ 体ばたつかせ
死にたいよ、もがいても もがいても もがくのに
勝手に引き上げんの 「やめ...水槽×水葬=水草
lavini
a
処方されたエンドルフィン 夢の世界に潜って
電気信号ハイジャックしたら 四肢の力を切り捨てて
b
廻廊を巡る 罪人探し
務まらないのは 憂鬱の仕業
瞳を閉ざしたら ぐらりと揺れる
s
真っ暗な巨大ホールの 床に生えるのは人の腕
ゆらゆらと揺れて波のように 引いては戻る...rave ard
lavini
A
あたま あたま あたま だらけ
みんな おなじ かおを してる
ひとつ ふたつ みっつ よっつ
ならぶ ならべ おなじ ほうへと
A
あした きのう おなじ きょうも
わたし あなた おなじ きょうも
くるり ふわり ふるり くわり
うかん できえ ...未だ見ぬ景色のその向こう
十六夜真月@いざよいまつき
8月病室の大きな窓から見える
外の景色は相変わらず無表情
何度こんな光景を見たことだろう
人は生まれた日から死に向かって歩き始める
人が繰り返す営みからは逃げられない
背丈を比べるように建っているビル
忙しなく左右に流れる車や人間
今私を見下ろすように飛び立つ
顔色も変えず死に向かって飛び始める
誰...死にたがりの少女
れなく
傷だらけのアリス 覚めることのない夢で生まれた
夢の中のアリス 傷を負うのは私だけでいい
ブロンド色してる髪に 真っ暗闇な瞳
傷だらけになった体 笑うことを忘れた
ぼろぼろになった服に 赤い血が飛び交う
少女を見て言った やけっぱちのアリスと
あの恐ろしい闇からの声 あいつらが私の名前を呼ぶの
風の...傷だらけのアリス
れなく
(Aメロ)
朝の光が、カーテンの隙間から床を這いずる時
私の瞼は仲良くくっついて、夢へと旅行を始めます。
右目と左目瞼4人は、皆で旅行を始めます。
(Bメロ)
目を覚ますのが、億劫だと分かってるから
小さなタブレットのチケット、ちょっと多めに持ってくよ
(サビ)
生きていくのが面倒くさい。でも、死に...とある無気力系少女の呟き
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A
体内異常
騒音が掻き乱す静寂
脳内混乱
どうこうしようのない状況
B
勇気を出して
振り絞って
発した言葉
「先生、実は」...アウトサイダースクールデイズ
十六夜真月@いざよいまつき
A
疑した心は暗く
鬼に支配されてくように
「全て壊してしまえ」
響く脳髄蠢く闇
一つ数え日々やり
過ごし千の秋を迎えて
千一番目の冬に
また初めの一歩踏み出す
B...自壊再組
十六夜真月@いざよいまつき
A
「きっといいことあるから」と
無責任 甚だしく
「それは一体いつ来るのさ」と
無関心 一人芝居
B
生きて苦しめと
言われているのだろうね
死んでしまえたら
どんなに楽でしょうか...非廻
十六夜真月@いざよいまつき
A
昨日の約束 守れなかった私に
罰は下された
会いに行きたいよ 会いに行けないけれど
動かぬ身体
B
最後にもう一度だけ会いたいと
願う私は泡に溶け
サビ
零れ 落ちる 滴の向こうに...自消、ワタシ。
十六夜真月@いざよいまつき
さよなら 鏡に映るボクは消えるよ
夢見た あの景色には届かないから…
遥か 彼方 全て 消えてしまえと
今 叶うなら 私の記憶も 連れていってよ
想いは遠く 心の底へ
鍵を 掛けて 沈めてしまおう
いつか 思い出せる?
あの日の約束
何度も 叫んでいた
貴方の名前を...沈みゆくボク
十六夜真月@いざよいまつき