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鬼が来る来る 鬼が来る
地獄に仏と鬼が来る
背に腹替えて 福は内
父母(ちちはは)怨んで 鬼と外
天と地の差の運命呪い
生き抜く術(すべ)は 修羅場と荊(いばら)
拝めぬお天道 (おてんと)感情捨てて
影出ぬ闇に身を落とす
鬼が来る来る 鬼が来る
地獄に仏と鬼が来る...女衒(ぜげん)
ブラックダリア
ちょいと 手招きゃ おでまし 護衛 気取りの「飼い犬」
詰め襟すがたの軍服を 高下駄で見下ろす
はっと 振り向きゃ 一大事 楼主の遣り手が 追って来た
御前の背中で猫被り 鼠の始末は任せるわ
主(ぬし)の盾になる 手袋の白
初心(うぶ)な香りを脱ぎ捨て 月夜に踊れ
客も楼主も もう いないから
見栄...軍服すがたと遊び女
鈴本キョウコ
今日も今日とて 素肌晒(さら)して
乱れたおくれ毛 小指に絡め
鏡に這わせた未来を見つめ
ひとつため息 桜散る
今日も今日とて 女雛(めびな)の如く
窄めた唇(すぼめたくちびる) 煙管(キセル)くわえて
紫煙漂う行き先見つめ
ひとつ吹きかけ 桜舞う
一夜(ひとよ)一夜(ひとよ) ...花一夜(はなひとよ)
ブラックダリア
(Aメロ)
ヒカリ求め夜のアゲハ
千夜一夜お伽草子
ひらりひらり迷い滑り
次はどこに華を散らす?
(サビ1)
蜜に溺れ空へ舞えぬ
籠の中でそっと歌う
落ちる露は誰も知らず
脆き夢に朝は遥か...(未定) 楽曲募集
詠み人知らず
1
紫色藤花簪 挿して
澄まし照らす月 薄紅さす
眩む 世界
熟れる 瞳
返す 鏡
夢を見せる宿
歌う歌は ららら
咲いた花は うらら
揺れる飾りと舞う心の...「移ろひ紅」
天花魄
<A>
只管(ひたすら)に求める渇望
顕(あらわ)になる醜い我執(がしゅう)
天を仰ぐ柔らな煙
椿模様の黒地の上に辷(すべ)らせる
<B>
消えた誰ぞを追うよりも
容易く甘美な最果ての宴
温(ぬる)い露 落とすその度々に
乞うのならば一度で満たそうか...相合煙管
紅手毬
生まれながらに 磔(じゅうじか)背負い 幸か不幸か女に生まれ
望まぬ先の 終の住処は 絢爛豪華な 蟻地獄
のるかそるかの 賭け事覚え 差し出す身返り 白い肌
怒りと悲しみ 絵柄に代えて 曝す(さらす)人生 彫り師に託す
言えぬ苦しみ 背中にしょって 異形(いけい)の夜の 華となり
仏の笑みで 嘘を売...刺青(タトゥー)
ブラックダリア
<A>
夜闇に棚引く雲の様に
裾を引きて急ぎ往く
はらり、扇を操りて
今宵も貴方を魅せませう(しょう)
<B>
隙間見える瞳は
捕えて離さず
弧を描くくれなゐは 一輪の椿の如く
早暁(そうぎょう)の鴉(からす)...紅女
紅手毬
1
カラン コロン 鳴らしている
1人になって間もない少女
カラン コロン 鳴り響く
きんきん煩い金切り声
明日はまた 違う日が
来ればいいのにと願うほど
白々しい 同情の瞳が
この世の何より恋しくて
歪んだものなど 無いんでしょ...下駄ゲタ
幸美
[Aメロ1]
宵の月夜を仰ぎ見て
愛用の煙管を味わう
吐き出す煙で朧月
闇に融けゆく
[Bメロ1]
夜を味わう遊女屋の
お座敷優しき恋の唄
[Cメロ1]
煙管の匂りを身に纏い...遊花
皐月
パチリとまばたき瞬き辺り
しやなりしゃなりに歩いてありんす
かみなりが鳴りに枕並べて(なべて)
髪なり指なりしならせありんす
花の盛りは一時(ひととき)瞬き
まばたき羽ばたき様はてふてふ(蝶々)
わっちにあっちは眩しいようで
やれ我が蜜ほど苦くはあらん
「わっちに花など似合いやせん」
「されど並みの...花盗人宵待話(はなぬすびとよいまちばなし)
一色
「必ず今度は連れて帰るよ」
赤い格子越しに指切したの
あれから貴方は姿を見せない
貴方は今何をしているの?
籠ノ蝶ハ何時出会ウ
私は花へ止まれない
籠ノ蝶夜明ケガ来テモ
羽ばたくことは叶わない
夜の帳が下りればまた
今宵も地獄の宴が始まるの...籠ノ蝶
政宗ママ